仕事として物書きを始めて20年。
たくさんの漫画や文書を作ってきたけど、たま〜に、たま〜にあるのが「自分で書いたものに笑う」という、たいへん幸せなヘヴン状態だ。
こんなに幸せなことあるか。
だって、自分で考えて描いたマンガとか、どーしよーもない文書で爆笑できるんだぜ。
自家発電だぜ。
もしも毎回だったら永久機関だぜ。
1年に1回くらい「ヒィヒィ言うまでの爆笑」とかあるんだぜ。
死ぬぜ。
こんなん幸せすぎて死ぬぜ。
そんな感じになるのだが、同じように幸せを強く感じることがある。
それは
「自分で作った料理が美味すぎてヘヴン状態」
だ。
っくぅ〜……ぅますぎるだろっ……!
神の味すぎるだろっ……!
いったい誰が作ったんだよ、シェフ呼んで来いっ!
……オレだよ!
オマエかよ!
天才かよ!
天才料理人かよ!
こんなに幸せなことあるか。
自分で作ったのがチョー美味いとか。
お店で食べるより美味いとか。
そんな風に思えるって、こんなに幸せなことあるかっ!
※知ってる味の世界が狭いだけなのかもしれんけど。
プリンを作り始めて早数日。
ここんとこ、毎日のように幸せを感じている。
美味いなァ、オレのプリン。
でも、もっともっと美味くしよう。
日々改良。
今んとこ、毎回毎回改良成功。
感動の猛打賞。
だから毎日、「っくぅ〜……」と幸せを噛み締めている。
プリンって、なんて幸せな食べ物なのだろう。今まで気づかなかった自分が恥ずかプリンよ。