つい先日、タイのバンコクに滞在中、「あーっ、これは詐欺かもなァ」というケースに遭遇したので情報共有しときます。
結論から言うと、題して「はてしなく高価なボートしか乗れない船着場に連れて行かれる詐欺」です。
場所は、チャオプラヤーエクスプレスボートのシーパヤー桟橋とWat Muang kae の間。
ずばり「CAT Tower Pier」っていう船着場が問題の場所です。
どんな感じで連れて行かれるのか、私が体験したパターンを書いときます。
まずはタクシー。あるいはトゥクトゥク。
ワットポーに行きたいと告げると、走り出してから、地図を片手に
「渋滞がひどいので、ワットポーにはボートで行った方が良い。近場の船着場でいいかい?」
となります。
まぁ確かに渋滞ひどいし、チャオプラヤーエクスプレスボートなら20バーツとかそんくらいだし、まあいいかと承諾。
そこに向かう最中、変にフレンドリーかつ、「ワットアルンやワットプラケオも一緒に行ける」とかなんだとか言ってます。
もう行ったよと伝えても、「まとめて行ける」みたいなことを話したりしてて、すごく怪しい。
ついでに水上マーケットツアーへのセールスもしてきて、怪しさはマックス。
そんなこんなで船着場に到着……となるのだけれど、この道がまた怪しい。
はっきり言って「治安わるっ!」といった小道になっていて、そのドン付きに船着場はあります。
船着場のカウンターに行き、ワットポーに行きたいと伝えると……
「2000バーツ」
ときます。もっと高かったかなぁ。とにかくそのくらいの価格。
「は? 高えよ」
と伝えて、隣のカウンターに行こうとしたら
「全部同じ値段だから意味ないよ」
みたいなことを、馴れ馴れしく私の体を触りながら言ってきます。
事実、ぜんぶのカウンター同じ値段。
用心棒みたいなガタイの良いタイ人が「高くない」と威圧してきたりも。
つまるところ、全部グル。
ようするにここ、チャオプラヤーエキスプレスボートの駅ではなく、超絶に高価なツアーボートしか発着しない船着場だったのです。
もちろん、わたし、そんなに払いたくないので、「は? 高え。行かねえ」と即撤収。
しつこく食い下がってくるのかな? と思いきや、わりとアッサリ解放されました。
というのも、その船着場には、次から次へとタクシーやらトゥクトゥクで外国人観光客が連れてこられているので、いろいろとウルサい私になんて構う暇もないのです。
なお、そこから歩いて5分ほどで、正規のチャオプラヤーエキスプレスボートの駅があります。ボートの種類にもよりますが、安いやつなら20バーツくらいでワットポーに行けちゃうヨ〜٩(^‿^)۶
まとめとしては、タクシーやトゥクトゥクで、水上マーケットを案内されたら警戒した方が良いのかも?
水上マーケット案内してくる人って、たいてい怪しい。
どうかみなさんもお気をつけて。
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