みなさん、聞いてください。
私ね、失敗したかなって。
なにって。
「揚げたい焼き」なるクレイジーな食べ物がありましてね。
まー、これが、凶悪の一言。
つまるところ、「激うま」ということなんですが、私ね、その「激うま」を加速させようと、ここに
「牛乳」
を合わせたんですね。
もちろん不正解ではない。
ただね。
「動と動だった」なって。
もちろん美味しいですよ。
そして面白い。
ただ、「ハチャメチャ」だったんですよね。
落ち着かない。
口の中が遊園地というか。
組み合わせが、若かった。
この史上最強クラスの暴れ馬「揚げたい焼き」に何を合わせるか問題については、古くから様々な説が提唱されてきましたが、最もセオリーなのが
「ほうじ茶」
と言われております。
いかにも普通。
どストレート。
しかし、その説こそが正しかったのだな……と、私は「揚げたい焼き+牛乳」を味わいながら思ったのでした。
動から静へ。
まるで電気のプラスからマイナスみたいに、上から下へ流れて行く。
ほうじ茶。
それこそが王道なのであるなと、邪道タッグもいいとこ「揚げたい焼き+牛乳」を味わいながら思ったのでありました。
次にチャンスがあれば、「揚げたい焼き+ほうじ茶」でいきたいと思います。
何に何を合わせるか。
何が一番ひきたつのか。
組み合わせの妙。
そんなことを考えているだけで、わたしは、ものすごく幸せなのです。