うちのベランダはウッドパネルを敷いているから家の中と続いているよう錯覚するけど、当たり前だが「外」である。
外であるがゆえ、さまざまな来客がやってくる。
ずずめ、ハト、チョウチョにカタツムリにナメクジに……。
その中でも、最も招かれざる客人が、そう、Gである。
今朝。
時間はないけど、植木に水やりだけはしてから家を出ようと、ひとりバケツリレーを行なっていたところ……ヤツが出た。
デカいけど、私は瞬時に「メス」と判断。
メスはオスに比べて動きが遅いと私は思っている。
そもそも羽が小さく飛べないため、攻撃力は極めて低い。
しかしながら、やつは持っている。
「卵」というやつを。
すぐさま私は「GJP」なる秘密兵器を家の中から持ってきて、ヤツが潜むあたりに大量噴霧。
すぐにやつは「ひえええ」と表に出てきて、ヨタヨタと右往左往したのち死んでいった。
しかし、ここで注目せねばならないのが、イタチの最後っ屁ならぬ「メスGの最後っ卵」である。
気持ち悪い話だが、死にながら卵を置き土産にすることは多々あるのだ。
しかし今回は、それもなし。
ティッシュに包んで処分した。
つい最近も、我が家のベランダにオスが出た。
明け方だったので寝起きだったのか、動きが鈍くて「GJP」の威力になす術もなく散って行った。
ここは外。
絶対に油断してはならない。
それと同時に、ベランダ用の「GJP」を導入しようと決意した。
あとでポチる。
そんな今朝。
家を出る直前の決闘。