よく料理に「めんつゆ」が使われるけど、どちらかと言うと私は否定派だったかもしれない。
なんでもめんつゆの味になっちまうじゃねーかと。
お蕎麦屋さんで料理を覚えたもんだから、そんな「めんつゆチート料理」な考え方が好きではなかったのかもしれない。
そう、過去形である。
めんつゆ最高ぉ〜ぅ!
ナスと挽肉と薬味的な野菜が余ってたんで、何か作ろうと考えた。
タイ風もいいけど、もっと楽に作りたい。
そこで思いついたのが、、
めんつゆ1、水9くらいの割合いで、極めて薄いめんつゆを少し作る。
鍋に入れ、そこにナスと挽肉を投下。
グツグツグツ。
ナスが柔らかくなったら、ダブル卍的に皿に並べる。
一方、これまた余り物の「鶏胸肉の自家製サラダチキン」をシャッシャと割いてナスの上にドン。
その上から、めんつゆ味の挽肉をドバドバっとかけて、ネギとミョウガを添えてハイ完成。
つまるところ味付けは「めんつゆのみ」なのだが……
うんめえええええええええ!
うますぎるだろこの料理!
ナスとミョウガで夏を感じ、チキンと挽肉でパワーを感じ……それら個性的な選手たちを「めんつゆ」が見事にまとめあげているのだ。
めんつゆって、監督とか、キャプテンみたいなものだったんだなって。
見直した。
そして、もっと活用できるように勉強したい。
いままで「食わず嫌い」ならぬ「使わず嫌い」してたから。
※もちろん、蕎麦、うどんを作るときは使ってましたよ〜。