ヤフオクの未来を憂 (うれ)いている。
「だからヤフオクはメルカリに負けるんだ」って思っている。
というのも。
私、ここ半年ぐらいずっとヤフオクで落札し損ねている商品があった。
とあるスピーカーなのだけども。
来る日も来る日も入札しては、毎回、落札前に巻き返されて、気がついた時にはオークション終了。
これが誇張なしに30回以上は続いたと思う。
もちろん高い金額を入札しておけば買えたと思う。
でも、送料を込みにしたら……とか計算すると、「ギリギリここまで」というラインもある。
なのでギリギリの価格を入札するのだが、どうもマッチしなく最後の最後に巻き返されるのだ。
私は良い。
心配なのはヤフオクだ。
結局は誰かに買われて (落札されて)いるのだから、別にいいじゃんという考えもある。
ビジネス成り立っているじゃんと。
しかしながら、ものすごくシンプルに考えると、
ヤフオクは「買おう」と思ってサイフの中から金を出しかけたお客さんを30回以上も逃した。
……のは揺るぎない事実である。
ヤフオク、そんなんで大丈夫なのか? って。
一方、メルカリにも同じ商品は出品されていた。
箱付説明書付きで、ほぼ未使用の新品同様。
これで送料込みでウン千円って……アリやん?
まさに「ギリギリここまで」の範疇やん?
もちろんポチ。
よし……。
やっと落札し損ねた “連敗イメージ” ならびにストレスから解放された瞬間でもあった。
実に晴れやかな気分である。
そして先日、その商品が届いた。
思った以上にピカピカで、これぞまさしく新品同様。
心の底から「買ってよかった」と思う商品だ。
メルカリでよかった。
最初からメルカリで買っておけばよかったのだ。
今にして思うと、今回のスピーカーの件で経験したヤフオクの30回は何だったんだと。
平たく言えば、完全に時間の無駄だった。
だって、そんなに暇じゃない。
最後の1時間で巻き返されても、忙しい人たちは対応できない。
今ヤフオクがメルカリに負けているのはそういうところなんだと思う。
実際に出品する側としてもヤフオクよりもメルカリの方がスピーディーにことが終わるから、どうしてもメルカリを選んでしまう。
瞬時に終わる「即決価格」の価格も、メルカリよりヤフオクの方が高い印象にある。
これはオークションという性質上、「いい値段で売れるかも?」と思ってしまうため、高く設定しがちになるのだと予測する。
だって、自分がそうだから。
いずれにしても、ヤフオクのことが心配である。
もうこの際、のんびりした “オークション” ではなく、瞬時に終わる魚市場の “せり” みたいにしてはどうか。
「ヤフせり」なんてどうか。
「ハイハイハイ4500円」
「5000」
「6000」
「送料込み8000」
「ハイ決まり、送料込み8000円!」
この間1分、みたいな。
「ヤフせり」がダメなら、「ヤフ市場」なんてどうか。
いいや、もういっそこのこと、楽天市場が “せり” をすれば良いのでは。
ヤフーはオークション、
メルカリはフリマ、
楽天はせり。
これでいい。
はいこのアイデア料、5000円から。
仲買「5000」
仲買「5600」
三木谷「1億」
売ります!