今日も親指のリハビリのため病院に行ってきた。
まだ自由に曲げることはできないけれど、気兼ねなく親指を使えることが嬉しくて仕方ない。
その喜びを最も感じるのは、Macのタッチパッドを使っている時。
直感的な操作!
思うようにカーソルが動く!
すさまじく作業がスピードアップ!
前までこんなにも操作しやすい状態が当たり前だったのか……と驚いたりもする。
当たり前が当たり前でなくなったとき、当たり前と思っていたことが実は当たり前ではないってことに気づく。
今はまだペンもお箸も上手に扱えないけれど、きっとそのうち普通に扱えるようになるだろう。
今はまだ洗濯バサミを広げるのも激痛だけど、きっとそのうち普通にこなせるようになるだろう。
でも普通にこなせることが当たり前と思わないように生きていきたい。
どんなことでも当たり前と思わないよう、幸せを噛み締めつつ、感謝しながら生きていきたい。
気づかせてくれてありがとう、親指。