羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

【もりそば放浪記3】東京・荻窪「お膳そば 松月庵」 (650円)

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入店。

蕎麦屋というより喫茶店的な雰囲気。

いいや、甘味屋というべきか。

蕎麦よりあんみつがよく似合う内装だ。

 

「どうぞお好きな席へ」

2人席に着。

 

注文したのは「もり」650円。

「もり一枚で〜す」

 

熱いほうじ茶をシバきながら待機。

ちなみに「ざる」は700円。

のりがあるかないかだけで価格が変わる「もりざる問題」であるが、50円の増だけで済ませるのは良心的と言える。

 

そんなことを考えていたら、蕎麦湯と共にもりが着。

薬味の皿をよく見ると、「ひとくちおろし」が付いている。

気の利いた味変要員の登場に思わずニヤリ。

 

まずは白いそばだけをすする。

うむ。

いわゆる典型的な「更科」だ。

つゆは、だしの足腰がしっかりしてて非常に美味。

蕎麦と合わせると、これまた良。

 

 

ただし。

 

 

絶望的に少ない。

蕎麦の量が、一般的な店の70%といっても過言ではないくらいに少ない。

フサフサ髪の男が出てきたと思ったら「アレ?」的な毛量とでも言おうか。

ハーフマラソンを走る意気込みだったのに1500メートル走だったみたいな。

 

二口ほどで、折り返し。

 

もっと私はズズッていたい。

ズズビバズビズバ奏でたい。

 

店内BGMに「星に願いを」がかかっていた。

私は願った。

蕎麦に願った。

もう少し多くしてもらえませんか? と。

 

しかしながら、それとは裏腹に「つゆ」は一般的な店の1.5倍はあった。

おかげさまで、蕎麦湯プレイは長持ちできた。

まるで、ゆっくり温泉に浸かるが如く。

 

次に来る時は「大もり (800円)」だな。

 

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松月庵
03-3392-0766
東京都杉並区荻窪5-18-9
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13068134/

 

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