もう8年も経つのか……。
後にも先にも、あれ以上ヒットした記事は、もう私の中では出てこないであろうLINE乗っ取り記事。
まだ読んでない人は↓こちらをどうぞ。
【実録】死闘74分! 今度こそマジのマジで念願だった「LINE乗っ取り」と戦えた!! ジラしにジラして寝技に持ち込み相手はブチギレ爆発TKO – ロケットニュース24
さて。
この記事を書いた直後から、たくさんのメッセージを頂戴した。
メッセージ以外にも、コメント付きのシェアとか、それはそれは夢のような反響だった。
そしてそれら全てに目を通した。
「おもしろかった」はもちろんののこと、「格闘技の試合のようだった」と評してくれる方も大勢いた。
具体的に「まるでアントニオ猪木vsモハメドアリのような戦いだった」と書いてくださる方もいた。
私は、ものすごく嬉しかった。
なぜなら、あの記事のタイトルは、とある一戦を意識していたからだ。
「この戦いの内容なら、あの試合しかないだろ」というのが私の中にあった。
しかし、その試合のことを書く人は、なかなか現れなかった。
いちばん近くて猪木ーアリ。
もう出てこないかな……と思っていたその時。
公開翌日あたりだったと思う。
エゴサしてたら、とある方のfacebookがヒットして、
「まるで桜庭和志vsホイスグレイシーのような戦いだった」
と言うようなことを書いてくださっていたのである。
それぞまさしく私が意識した試合であり、【死闘74分】や【ジラし】や【TKO】なども、桜庭ホイスをイメージしてつけたタイトルだったのである。
よくぞあの記事だけで、私の真意を見抜いてくれたと思う。
どんな人だろうと名前を見た。
するとその人は、なんと、芸術家の村上隆さんだった。
さすが世界的な芸術家はすごいな……と思ったことを、今でもはっきりと覚えている。
その日以来、村上さんのファンになった。
ちょうど8年前のことである。