羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

初めて使うスーツケースの鍵が開かなくて顔面蒼白 / RIMOWA(リモワ)クラシックキャビン

f:id:gohatori:20221103031522j:image

7ヶ月前に購入したMADなカラーのスーツケース。

その名も、RIMOWA(リモワ)の『クラシックキャビン』。

 

↓詳しくはコチラ↓

【MAD】RIMOWA(リモワ)クラシックキャビンの黒を買いました〜! - 羽鳥商店

 

一生モノと決めて購入したのに、なかなか出動の機会がなく7ヶ月も温存。

しかし遂に……時がきた!

 

ということで、さ〜てパッキングでも始めるかァ〜♪ とカバンを開こうとするも、開かない。

 

f:id:gohatori:20221103032009j:image

ガッチリ鍵がかかっているのだ。

しかも右と左、それぞれに3ケタ暗証番号つきのカギが。

てことは、右3桁、左3桁を思い出さねば使えない。

 

とはいえ3桁。

誰にだって「いつも使う3桁の数字」、ひとつやふたつはあるものだ。

心で口笛を吹きながら、いくつかトライしてみるも……開かない。

真新しい銀色のボタン、1ミリも動く気配なし。

なんという強固なロックシステム……と感心している場合ではない。

 

「この3桁は間違いない」という “絶対的3桁” も、まるでかつてバレーボール男子日本代表にいた身長205センチのブロッカー、通称『ノブコフ205』ばりのブロックで、ことごとく私の3桁クエスチョンに「NO」とアンサーしてくるのである。

もちろん「205」も はじかれた。

 

それはさておき、本気で困った。

なにせ、何度も言うが「この3桁は間違いない」という3桁を左右に入れてもダメなのだ。

片方だけダメとかいう次元ではなく、両手いっぱいに広げたノブコフ205が立ちふさがっている感じなのである。

 

 

「どうすんのコレ……」

 

 

私は実際にそう声に出し、顔を青くしながら、ひとり部屋に佇んだ。

考えうる3桁の数字は出尽くしていた。

もちろん「初期設定」の数字も試した。

この話のオチは、そんなところではない。

 

一体全体、7ヶ月前の私は、右と左にどんな数字を設定したのか。

もはや敵は自分自身。

過去の自分と自問自答する哀れな男は、いつしか「999回試せばいつかは正解する」という恐ろしくアナログな手法をとるアホなハッカーのごとく、001から試そうとしてい……たその時!

 

ま、まさか……

 

f:id:gohatori:20221103040040j:image

このボタン、形状からして……

 

 

f:id:gohatori:20221103035958j:image

押すのではなく……

 

 

f:id:gohatori:20221103040057j:image

横にスライド……?

 

 

 

絶対的自信のある3桁を入れ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:gohatori:20221103040116j:image

!!!!!!!!!

 

と、見事、7ヶ月ぶりにコンニチハ〜と相なったのである。

 

私が今回学んだことは、「999回試せばいつかは正解する」なんて地道なものではなく、「押してもダメなら引いてみな」だ。

皆様も、ゆく手をはばむ何かの壁にぶち当たった時、思い出してほしい。

「押してもダメなら引いてみな」と。

そして、ノブコフ205のことも。