せっかく大阪に来たのだから大阪らしさ満喫!
ということで人生初となる「生のお笑い」に行ってみた。
しかも場所は、あのNGKこと『なんばグランド花月』!
有名な芸人さんも出るし、人生初の吉本新喜劇も見られるし……とワックワク。
大好きなアインシュタインおもしろかった!
これまた大好きなマヂカルラブリーも、らしさ爆発!
フットボールアワーは「さすが!」だったし、生まれて初めてフルで見る吉本新喜劇も面白かった。
他のも、もちろん面白かった。
でも、この日、私が一番衝撃を受けたのは「村上ショージ」さんの “芸” だった。
真っ黒な緞帳 (どんちょう)の前で、ひとり静かに余裕ある漫談。
時間は10分。
始まる前は、正直「あの滑り芸の村上ショージさんで10分か……」と不安だったのだが、いざ終わってみれば10分なんて一瞬。
ネタバレになるから詳しい内容は書けないけれど、「村上ショージさんって、こんなことができる人だったのか……」と衝撃&感動の連続。
完全に、あの日あの時の観客は、村上ショージさんの手のひらの上で転がされていたというか。
とにかく感じる熟練の余裕。
そして「間」。
もちろん『ドゥーン!』も出たけれど、『何を言う、早見優』あたりも出たけれど、それがフィニッシュブローかと思いきや単なるジャブ。
我々がテレビで見ていた村上ショージとは何だったのか……というほどの話術であり、それはもはや名人芸。
なんというか、スタンダップコメディというか。
とにかくカッコ良すぎた10分間なのであった。
もう一度、村上ショージさんを見るためだけに大阪のNGKに行くこともやぶさかではなく。
今も、昨晩の前で繰り広げられた10分間を頭の中で反芻 (はんすう)し、「本当にスゴかったなぁ……」と唸っている。
いいものを見させてもらいました。
すごかった!
ドゥーン!