羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

AIが進化すればするほど冷めていく私がいる

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上の画像は、AI画像生成アプリ『AI Picasso』に「AIの姿」というお題で描いてもらったイラスト。

このくらいでいいのだ。

 

このくらいが、いちばんゾクゾクする。

そこはかとない狂気も感じる。

「何を考えているんだろう」と思う。

つまり、「AIの心」を感じている。

こういうAIが、私は好きだ。

 

 

このところのAIの進化は本当にすさまじい。

ChatGPTの登場により一気に加速しまくった。

毎日のように進化している。

だが、進化すれば進化するほど「つまんねーなぁ……」となってしまう私がいる。

 

 

文言系AIの進化もスゴイが、CG系AI、動画系AIの進化も目を見張るものがある。

イラストなんて、もう、何も間違いがない。

「あいまい」なところがない。

たまにテーマの捉え方を間違えたとしても「絵が上手い」から違和感もない。

 

つ、つまんねぇ……のだ。

 

 

文言系のAIも、内容が完全に間違えてるけど、日本語が上手いから違和感がない。

間違いを堂々と言い切る感じで、それをツッコむのも楽しみ方のひとつなのかもしれないが、なんだか日を追うごとにどんどん……

 

つ、つ、つまんねぇ……が加速しているのだ。

 

 

私が単にAIに飽きたからといえばそれまでなのだが、ここ最近、迷惑DM (迷惑LINE)とのやりとりで大忙し。

 

彼女 (彼かも?)らは、カタコトの日本語で勝負してくる。

たまに、これらの相手が、すでにAIなのでは? との意見もあるが、毎日10人以上の新規迷惑DMとバトルしている私から言わせてもらうと、「まだ人間」である (断言)。

 

AIかどうか見極める質問もする。

いろいろな対応をして、ゆさぶる。

ゆさぶりすぎて相手が怒る時もある。

なんとブロックされたこともある。

 

カタコト日本語の奥深くに「心」が見える。

心と心でやりあってる。

だから、おもしろい。

たとえその心が邪悪な心であっても。

 

 

逆にAIは、進化すればするほど「心」が見えにくくなってるような気がする。

『AI Picasso』に残っているような、「旧式AI」の方が、まだ心の存在感を感じる。

たとえそれが狂っていたとしても。

 

 

ネットの世界には、さまざまなワナがある。

「心」が無い系のトラップといえば、フィッシング詐欺などがそれにあたる。

完全なる「落とし穴」系。

無人のアスレチックを進んでいくような。

そこに心はない。

なので、わたしも、あまり攻略しなくなった。

 

 

でも、迷惑メールや迷惑DM、迷惑LINEでは、まだ「中の人」が一生懸命にこちらを騙そうとしている努力が見える。

心がある。

だから私も、飽きずに返事する。

 

 

結局私は、心と心のやりとりがしたいのかもしれない。

心と心の戦いをしたいのかもしれない。

 

たぶんもう高性能な最新AIのネタは書かないと思う。

つまらないから。

そして、そんな高性能なAIが心を持ったとしたら、おそろしすぎるし、なんか、むなしい。

 

明らかにアホなAIが出てきたら手を出すかも。

アホすぎるAI、だれか開発してくれないかな。