昨日、クレジットカード会社から電話がかかってきた。
いつぞやか不正利用された件の調査結果が出たので確認したいと。
不正利用については下記の記事を参照のこと。
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最近やられたクレジットカード不正利用で「買われたモノ」が巧妙すぎる | ロケットニュース24
上記記事の答えを言えば「宝くじ」を買われていたのだが、さらに詳細なことが判明したので、ひとつひとつ確認したいと。
まず、宝くじネットで宝くじを購入したのは、「施 霖(セ・リン)」なる人物であると。
「心当たりありますか?」と。
あるわけない。
なお、その後「施 霖(セ・リン)」について調べてみると、中国でよくある名前のよう。
有名な中国の政治家にも同じ名前の人がいるようで、Wikipediaにも2名ほどの施 霖(セ・リン)がヒットした。
続いて、施 霖(セ・リン)が購入したのは宝くじは宝くじでも、「第6175回のナンバーズ3を45口で9000円。これを4回、合計36000円」だったらしい。
もちろんこちらに心当たりはない。
普通の宝くじかと思いきや、もっと当選確率の高いナンバーズ3だったとは……。
本気で当てに来てる感がある。
あとは、住所などの個人情報。
まず住所は新潟県長岡市下柳。
この先は教えてくれなかったが、私の返答はもちろん「心当たりはありません」。
長岡市といえば、私の好きな「長岡ラーメン」の地であるから、遠い昔に長岡ラーメン行脚に行ったことあるのだが、こんなところで繋がるとは、不思議な縁を感じる。
そして、メールアドレスと、携帯の電話番号。
こんなことまで「確認」のために教えてくれるとは予想外でビックリした。
いずれにしても「心当たりはありません」で、調査の最終段階は終了。
引き落とされた36000円は、クレジットカード会社の負担により、私に返金されたとのこと。
たしかに返金されていた。
というか、クレジットカード会社が負担するのか……。
勉強になる。
で、最終的には、この電話での調査をもって、私が不正利用されていたクレジットカードは使用停止させてもらうと。
すでに情報が漏れているから。
なのでカード番号も一新しての再発行手続きになると。
面倒臭いが、仕方ない。
これにてクレジットカード会社とのやりとりは終了となったが、迷惑メール評論家としての私にはやるべきことがあった。
それは、相手に直接コンタクトをとることである。
メールは絶対に無視されるので、ダイレクトに電話で行こうと心に決めた。
どんな状況になっても落ち着いて対処できるよう、あらかじめ用意周到に「どう名乗るか」「どう切り出すか」「どう相手に話させるか」の作戦を立ててから、発信ならびにスピーカーに切り替え。
もちろん動画撮影しながらの直電だ。
しかし、結局電話には出ず、留守電に。
こういう時、すぐさま「もう一度かける」と、深層心理的にこちらの本気度が相手に伝わるので、速攻で再度コールした。
すると……
なんか変なタイミングで留守電に切り替わった。
ということは、相手はいる。
相手の操作により、留守電に切り替わったと思われる動きだった。
さて、どうしようか……と2分ほど考えていたその時!
なんとまさかの、折り返し電話がかかってきた!
急いで動画撮影をセットして電話に出てみると……
電話口の向こうにいたのは、日本人と思しき女性だった。
かなり若い。
そして息を切らしながらも丁寧な口調。
「電話に出られず申し訳ございません」と。
で、こちらが「施 霖(セ・リン)さんですか?」と聞くと「え? 違います」と。
口調からしても、完全に他人のようであった。
おそらく、彼女は施 霖(セ・リン)ではない。
電話番号を勝手に使われてしまったパターンであろうと思う。
そもそも、施 霖(セ・リン)が本当なのかもわからないし、新潟県長岡市下柳もウソなのかもしれない。
何が本当なのか分からないが、誰かしらが私のクレジットカードで「第6175回ナンバーズ3を45口で9000円。これを4回、合計36000円」を購入したことは間違いのない事実である。
ちなみに第6175回ナンバーズ3の結果は
ストレート366口 52,200円
ボックス780口 8,700円
はたして、施 霖(セ・リン)は当選したのであろうか。
180口も買ってたら、なんとなく当たりそうでもある。
そして少額ながら52200円を確実に仕留めに行く……みたいな感じなのであろう。
それにしても、どこから私のクレジットカード情報を抜いたのか。
かなり気をつけているつもりなのだが……。
なんだかもう、「いくら気をつけていてもやられるときはやられる」時代に入っているような気がしてならない。
気をつけるしかないのだが。
みなさんも、どうか気をつけて。