今回の旅、何が起きるか分からないな〜と踏んでいた。
そこで持参したのがバスタオル。
バックパッカー時代の経験からのチョイスである。
バスタオルって、かなり様々なことに応用がきく。
シャワー時とかに体を拭くのはもちろん。
飛行機の中が寒い時のブランケットがわりに。
LCCはブランケットも貸してもらえないから。
丸めて腰に当てたりすることもできる。
同じく丸めて枕にすることもできる。
今回の宿、かなりキビシーだろうなとは踏んでいた。
そしたら案の定。
先日お伝えしたGはもちろん。
ベッドも南京虫まではいかないとしても、ダニがうじゃうじゃいそうな感じ。
宿から提供されたのは1枚のバスタオルだけ。
他のアメニティは一切ない。
しかし、これはある意味では予想通り。
むしろバスタオルが支給されたのはラッキーだった。
私は薄汚れたベッドに支給されたバスタオルを敷き、持参したバスタオルを掛け布団にして寝た。
持ってきてよかった。本当に。
空港でもバリバリ使える。
ガチガチに硬い椅子には、折り畳めば座布団になる。
広げたら、ちょっとしたスリーピングクッションにもなる。
ほぼ誰もいない空港でガッツリ寝たのは本当に久々。
その昔、放浪の旅に出た時の初日、台湾の空港での乗り継ぎ待ち (一晩)以来かもしれない。
ちょうど20年前。
バックパックの腰当て部分が、ちょうどよい枕になる。
これはこれで、悪くない。