災という字のデザインが、まさに花火というか、アートというか。
それとは関係なく、まるで次々と打ち上げ花火が夜空を彩る花火大会のように、災い (わざわい)次々とおそってくる2024。
今年いろいろありすぎる。
毎週のように何かがある。
今週の「えー!」を発表したい。
手術することになった。
またかよって。
去年は肛門。
今年は何か。
親知らず。
ともかく様々な事情で親知らずを抜かなくてはならないのだけれど、私の場合、かなり難易度が高いそうで。
とりあえず大学病院の紹介状を作るけど、もしかしたら大学病院ですら断られるかもってレベルの難易度なんだそうで。
でも親知らず抜かないと、ずーっと痛いっていう。
もう、痛い側のほうの歯で噛めない。
かたい肉とか食べられない。
だからロキソニンとかバファリン飲む。
全然効かないから、1日の限界まで飲む。
ロキソニンなら2錠 (2回)だけども。
バファリンなら4錠 (2回)までね。
いずれにしても、「大丈夫かな」って思いながら飲んでるのね、毎日。
なんでかっつーと、「バファリン中毒」になっておかしくなっちゃった人を知っているから。
──遠い昔。
高一の時、実は私、長いロングの白衣着て耳鼻科でバイトしてたんです。
耳鼻科の受け付け。
町医者みたいな町耳鼻科の受け付け作業。
あとは耳鼻科の道具の掃除。
鼻に突っ込む奴の先にワタを巻いたりもね。
詳しくは書かないけども、その耳鼻科の先生が、明らかにバファリン中毒だった。
「豪くん、バファリン買ってきて」
毎回おつかい頼まれるんです。
2箱。
その2箱をどんなペースで飲んでいるのかは知らないけども、とにかく週3回くらいのバイトの時、必ず「豪くん、バファリン買ってきて」となる。
これも仕事なので薬局に買いに行くけど、内心「先生、大丈夫なのかしら」って思ってた。
そして先生は、少し目を離すと、まるでラムネを飲むような感覚でバファリンを飲んでいた。
大丈夫なのか先生。
でも、元は超有名な大学病院の先生だし。
論文とかにも名を連ねる先生だし。
でも心配。
やがて耳鼻科のバイトもやめ。
先生との距離も遠くなり。
数年後。
病院は閉じたとの情報を耳にした。
そして、先生は、狂ったと。
狂ったから閉じたのか。
閉じたから狂ったのか。
どっちなのかはわからないが、とにかく先生は狂ったと。
やっぱり「バファリン中毒」だからなんじゃないのかな、なんて、その話を聞いた時に思った。
だって週3でバファリン2箱。
最低でも週6箱。
1日一箱弱。
もしかしたら自分でも買ってるかもだから、もっと多い可能性もある。
大丈夫なのそれ?
大丈夫なわけない。
だから狂ってしまったのだと私は思う。
ちなみに、私の初バイト経験は、なんと中1。
中2か中3の夏も働いた。
ずっと働いてるな、私。
なんの話をしていたのだっけ?
今日も一日、がんばろう。
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