羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

散歩のプロが「今年の夏は終わった」と言っていた

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のすぐ近くに「散歩のプロ」がいる。

“世界の佐藤” ことポールおじさん・佐藤英典記者だ。

※↓参照

「佐藤英典 (Hidenori Satou)」担当の記事 | ロケットニュース24

 

彼は平日、ほぼ毎日、どこかしらに出かけて取材してから会社に帰ってきて記事を書く。

 

すさまじいスタミナであり、尊敬すべき仕事っぷりでもあり、実際に足を使ってネタ拾ってくるという “記者の鑑” でもある。

 

コタツ記者たちに爪の垢を煎じて飲ませたいほどだ。

 

そんな佐藤さんのことを私は勝手に “散歩のプロ” だと思っているのだが、彼がこの前、ポールダンスの練習後、こんなことをつぶやいた。

 

「夏は終わったな」

 

夏が大好きな私は「えっ!」と反応し、「ついこのまえ梅雨が終わったばかりじゃん!」と必死の抵抗。

 

しかし佐藤さんは

 

「風が変わったのを感じる。8月に入った頃、いきなり空気と風が変わったんだ」

 

みたいなことを言っていた。

 

年がら年中、外を出ている佐藤さんが言うなら間違いない。

 

まだまだ暑い日が続くけど、今年の「夏」は、終わったのだ。

 

 

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前の家、下高井戸の「あの家」に住んでいた頃。

ベランダがやたら広いあの家に住んでいた頃。

 

私も空気や風を感じていた。

家にいながら感じていた。

だって、窓を開けたら、もうそこすぐ「外」なのだから。

 

家にいながらだけど、毎日「外」を感じていると、はっきりと空気や風の変化を感じられるようになる。

 

当時の私もまた

 

「あ、今日で夏は終わった」

 

とか敏感に感じていた。

 

敏感に感じすぎて、

 

「あ、この地で感じる夏は今年が最後だ」

 

「この “地” と私の繋がりは、今年の夏が最後になりそうだな」

 

とまで感じ、その感覚通り、その数ヶ月後の秋に引っ越しをしたほど。

※感じすぎだ

 

 

 

思えば年がら年中カブに乗って出前をしていた蕎麦屋バイト時代も、かなり敏感に季節を感じていた。

 

当時、特にわかりやすく感じられたのは「春」の到来だった。

 

冬場の出前は本当にキツイ。

雪の時なんて命懸けだ。

 

そんな地獄の冬が明け、春の風、春の空気になった日は、あまりの嬉しさから思わず「春だ〜っ!」と叫びながら出前してたほど。

※あたまおかしい

※春は頭おかしい人が続出するってのは、こういうことな気もする

 

 

いずれにしても。

 

 

 

毎日、空気と風を感じる散歩のプロ・佐藤さんが「夏は終わった」と言うのだから間違いない。

 

とはいえまだまだ危険な暑さは続くだろう。

涼しくなるのはかなり先だと思う。

 

でもたぶん、彼の言う通り2024年の「夏」は終わった。

 

いろいろ仕込んだ “夏ネタ” を、早めに放っていかなくては……。

 

日本の夏は、短い。

夏は私の好きな季節。

楽しいけど、はかない。

夏の夜に咲く花火のように。