ついに我が家の米が切れた。
去年、ふるさと納税で注文した「米の定期便」みたいなやつを食べ尽くしたのだ。
よって、今年もふるさと納税で米を注文したのだけれど、初回は10月の予定。
それまでの米が必要だとスーパーに行くと、やはり米不足、ほぼ品切れ。
でも、まだある。
普通の米が1袋、無洗米が数袋。
もうかれこれ20年近くは無洗米派の私が選んだのは……
無洗米ではなく、要洗米 (?)というか、「とぐ必要のある米」。
あえて、いわゆる「普通の米」を買ってみたのだ。
なぜ無洗米派の私が無洗米ではなく、普通の米を買ったのか。
信頼のおける知人が、
「ひさびさに無洗米じゃない米を買って炊いたらビビるほど美味くて、もう無洗米には戻れなくなった」
と申していたからである。
コメ好きの私としては聞き捨てならない情報。
というか、そもそも遠い昔、無洗米が登場したとき「味は少し落ちる」と言われていた記憶がある。
でも実際に食べて見たら「このくらいなら、ぜんぜんOKじゃない?」となり、それから20年以上、基本は無洗米で過ごしてきた。
とがなくても水入れるだけですぐに炊けるという魅力からは、どうしても逃れられなかった。
でも今回、ひさびさにといだら、そんなに手間でもない。
このくらいなら全然OK。
んで……
炊けた!
ちょいと味見。
どれ……
はむっ……
!!!!
うまい。
確実に美味い。
どう考えても無洗米より美味い。
あまりにも美味くて、
塩にぎりにして食べてみたところ……
やはり究極にウマイ!
無洗米より、普通の米の方が全然ウマい!
もう無洗米には戻れない……って、
10月から半年ほど無洗米が定期便で届いてしまうんだよな……。 (複雑な心境)
でもあれだ。
使い分けしよう。
基本、無洗米にして消費して。
お弁当用のごはんとかも無洗米にして。
「勝負の時」は普通の米という采配でいこう。
そして、それらの無洗米が全て消費された時。
もう私も無洗米には戻らない気がする。
それほどまでに、印象は違った。
昔は面倒だと思ってたことも、歳をとった今では余裕でこなせたりもする。
長いこと続いていた「◯◯といえばコレ」みたいな習慣は、実は今はジャストミートしていないかもしれない。
「常識を疑え」みたいに「習慣を疑え」的なことも必要なんだなと思った2024年の米騒動。
今後も改善すべき点は、どんどんアップデートしていきたい。
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