Type-C!
Type-C!
今までいろんなコネクタがあったけど。
なんやねんおまえ、みたいなコネクタもあったけど。
事実上、現世界で、最もナウでスピーディーでパワフルでイージーなコネクタといえば、「USB Type-C」において他にない。
異論は認めない。
反逆者には、「すべてのケーブルを『USBプリンタケーブル』に置き換えの刑」に処す。
悪質ならば「すべてのケーブルを『SCSI (スカジー)コネクタ』に変換の刑」になる。
極刑としては「すべてのケーブルを『RS232cコネクタ』に改造の刑」があるので心して異論を言うべし。
長い長い歴史があった。
とりあえず大きな川としては「USB」が流れている。
その当時もいろいろあったけど、世界はUSBを採用した。
なにげに上と下があるUSB TYPE-A。
妙に世界で幅を利かせたMicro (マイクロ)。
凸みたいな形のMini (ミニ)なんてのもあった。
そんなUSBとは違う畑だけど、いま思えばLightning (ライトニング)とはなんだったのか。
まるで文字通り、Apple信者を “縛る” 信仰の証のような。
いろんなものがLightningだった。
いま私が持ってるガジェットの中にも、ひとつだけ「どうしてもLightningでないと充電できないキーボード」なる仕事道具があるため、泣く泣く1本だけ残してるけど、正直、おとなしく全てのガジェットはType-Cになってほしい。
一方、ついに私のiPhone (16 Pro)は、コネクタがType-Cになった。
ベルリンの壁が壊れたかのような。
さらば、祖国 (Lightning)みたいな。
USB Type-C Phone最高。
ものすごく自由を感じる。
もうすっかりType-C信者。
そしてあらためて思う。
Lightningとは何だったのか。
もっと早くできたのではないか。
MacBook AirだってType-Cではないか。
iPad ProだってType-Cではないか。
その波は、すぐそこまで来ていたではないか。
しかし土俵際でふんばるLightning。
誰もが思っていた。
「ふんばるなよ」と。
いろいろあるんだろう。
大人の事情的なのが。
いろいろあったんだろうけど、ようやくiPhoneもType-C。
こんなに嬉しいことはない。
MacBook Air。
iPad Pro。
そしてiPhone16 Pro。
これらすべてがType-Cで充電できるとか。
信長の野望ならぬType-Cの野望。
ついに天下統一したかと。
リアルな世界ではあちこちで紛争が起きているけど。
どんどん新たな戦争が始まっているけど。
コネクタの世界は、とりあえずType-C政権で良いのでは。
しばらくの間は世界のリーダーになってもらっておけば良いのでは。
少なくとも今後20年くらい。
リアルな世界が平和になることを願う。
コネクタの世界のように。
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