なんかここ数年、紅白が面白いみたいな雰囲気になってる気がする。
特に去年そう感じた。
いつも私は、紅白を正月あたりに見る。
大晦日は真夜中まで仕事してるから、いつも紅白も格闘技もお笑いも見られない。
何も見ないで絵を描き続けてる。
修行僧の如く。
仕事が終わってネットを見ると、なんだかみんな紅白を楽しんでいる。
楽しかったと。
ここがすごかったと。
鳥肌モンだったとか。
後日、実際に見てみる。
あまり、というか全然レベルで邦楽には詳しくない私だけど、それでも「すごい」と思う。
おもしろい。
ゴージャス。
なんかいろいろゴージャス。
そして、自由。
なんか昔は「紅白という名の箱」に全部が入っていた気がする。
なにをやろうと「『紅白』の範疇」というか。
でも今はフリースタイル。
なんかもう紅白通り越して「エンタメ」の戦いになっている。
椎名林檎とかすごかったなぁ。
B'zも詳しくないけどすごいのは伝わった。
なにより橋本環奈さんが、この「紅白楽しい」の雰囲気を作り出している気がする。
本当に完璧な人間。
ひとつひとつの所作の完璧さにうなるばかり。
紅白、楽しくなった。
素直に「エンタメ合戦」みたいな紅白、楽しい。
そしてその中に演歌が入り込む。
アイドルの次に演歌とか。
あまりにも異種格闘技すぎる。
懐メロも紛れ込む。
オタクっぽいのも入れてくる。
子供ウケも狙うし。
ものすごい勢いの「全部入れ」というか。
なんでもあり。
でも全部が一流のエンタメ。
贅を尽くした演出と衣装。
エンタメの祭典、紅白歌合戦。
良いと思います。
|