冷静になると「ああ、おれは45歳のおじさんなんだ」と思うけど、何かに夢中かなってる時は、正直年齢なんて忘れてる。
もちろん時と場合によっては「45歳の風」を吹かさなければならない。
上司として。責任ある年長者として。
でも基本、年齢なんて忘れてる。
特にキックの時なんて忘れてる。
中学生くらいまで戻っちゃってるくらい。
女装の時は少し意識するけれど、
いざ撮影になったら忘れてる。
なんなら本当の自分さえ忘れている。
ポールダンスの時も忘れてる。
美しく舞いたい、回りたい。
それしか考えていない。
漫画の時は確実に若い。
20そこそこ、デビュー数年目の気持ちだと思う。
でないとあんなバカな漫画、描けない。
45歳を意識する時が、ない。
あるとすれば、文字での「おじさん (45)」という使い方。
この45は、哀愁が漂っていて好きだ。
|