
なぜ私は踊っているのだろう。
もはや自分でもよくわからない。
「踊れない芸人」ばりに踊れなかった私。
スポーツ施設のダンスクラスのインストラクターさんが笑いを堪えきれなかったほど。
そんな私が「ダンス」と名のつくものに夢中になっている。
ポールダンス。
社交ダンスもだけど、はやり軸はポールダンス。
なんと私が踊っているのだ。
ポールを使ったり使わなかったり、いずれにしても踊っている。
下手くそであることもなんのその、踊りたいから踊っている。
一昔前なら考えられないこと。
私が踊っているだなんて。
絶対に10年前の私では夢にも思わなかった人生を歩んでいる。
つくづく人生ってわからない。
こんなんだから「将来ことを考えるなんて無意味」という信念で生きている。
過去もあまり考えない。
大切なのは今。
集中するのは今。
将来を予想し、その通りになった試し、あるかい。
ない。
基本的には、たぶん、ない。
ただ、唯一あるとすれば。
努力しながら思い描く「こうなりたい」って夢見た自分。
それだけは、努力次第で少しずつだけど近づいていく気がする。
私はもっともっと上手く踊りたい。
美しく舞いたい。
だから踊る。
夢中で踊る。
私は今、夢の中にいる。
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