
昨日のブログに質問コメントが寄せられていました。内容は、
「前々から羽鳥さんの海外旅行記とバックパッカー時代のお話を読んで不思議だったのですが、海外で食事をして食あたりはしなかったのでしょうか。
いつも現地の人が行くお店で氷でも何でもぱくぱく食べていて、何と馴染んでいるのかと驚いています。
そんなの起こって当たり前ってことで書いてないのかしら。」
とのこと。お答えします。
23歳からバックパッカーとして、いろんな国に行ってきました。
今でも頻繁に海外旅行はしています。
で、食あたりというか、腹を壊した経験ですが、2回だけです。
両方、もう犯人(?)はわかっているので詳しく書きますね。

まず1度目は、ラオスの古都ルアンパバーン。
2004年ごろかな。
ここで、宿が同じだったバックパッカー仲間たち3人で食事をしました。
そしてその翌日、私は下痢で1日中ダウンしていました。
おそらく、犯人はサラダです。
生野菜。
これでバコーンと当たりまして、いまだ経験したことのないような下痢で、1日中トイレと部屋を往復しました。
その翌日には治りました。

2回目は、中国・麗江(リージャン)。2005年ごろかな?
ここでの犯人も完全に判明しています。
またも宿が同じだったバックパッカー仲間と一緒に夜メシを食いました。
中華料理。
けっこうイイ店の中華料理。
ちゃんと火が通ってるやつ。
そのディナーの翌々日くらいかな? 私、だるさ、吐き気、下痢、熱っぽさ……などで3〜4日、本当に身動きがとれなくなりました。
その時のグロッキー自撮り写真が、このブログ記事のトップ写真です。
数ある症状のなかでも最も辛かったのは「ゲップ」です。
しかも「腐ったタマゴの香りがするゲップ」が、絶え間なく出るのです。
私、飲食業経験者なので腐ったタマゴの香りはよく知ってるのですが、それはそれは凶悪な香り。
それが絶えず、自分の体の中から生成されるわけです。
これは完全に異常事態だとネットで調べてみると、どうもこれ、寄生虫っぽい。
これはマジでヤバイぞ……と、這いつくばりながら近所の薬局に駆け込み、なんとか筆談(というかイラスト)で「腐ったタマゴのゲップが出る」と説明。
それがこれ。

すると店主は「あ〜、はいはい」という顔をして、錠剤を処方してくれました。
それを飲んでたら、3日ほどで治りました。
全治1週間くらいかなぁ。
んで、そしたら!
私が治りかけくらいのタイミングで、一緒にメシ食ったバックパッカーの彼も、全く同じ症状になったのです。
なので、あの中華料理がビンゴで確定。
火が通っていても油断ならないのだな……と勉強になりました。
※付け合わせの生野菜とかに寄生虫が付いていた可能性もあるけど。
以上、私が海外でハラを壊したのは上記の2回だけ。
それ以外はピンピン。
電気も通ってないカンボジア郊外のド田舎で、氷を食べても平気だし。
インドなんて半年くらいいたけど無傷だし。
ケニアではシメたてのヤギの生血や内臓を食したけど問題なし。
たぶん、海外のワイルドな衛生環境のほうが私にあっているのだと思います。
何か質問あったらまたお気軽にコメントしてください。
それではまた!
