
最近、ひそかに、「書き方」の研究を続けている。
もうすでに確立されているものかもしれないが、私の中では今までになかった、全く新しい執筆スタイルを思いついたので、ちょっと紹介したいと思う。
やり方はいたってシンプル。
まず、スマホのメモ帳アプリを開く。
そして「音声入力」をオンにする。
あとは、自分の頭の中にある思いを、そのまま口に出して喋り続けるだけ。
文脈も、接続詞も、誤字脱字も一切気にしない。
改行も無し。
画面の中は、私の喋った言葉がそのまま文字になった「ぐちゃぐちゃな状態」。
でも、それでいい。
言いたいことを全部出し切ったら、そのカオスな文章をAIにブン投げる。
そしてこう指示する。
「これを、羽鳥商店風のブログ記事にして」。
すると不思議なことに、あの支離滅裂だった文章の塊が、ちゃんと一本の記事として成立していたりする。
正直「良いか悪いか」は別の話であるし、もちろん「仕事」の文章では使わないし、あくまで技術的な研究に過ぎないことだが、純粋に「すごい時代になったな」と感心してしまう。
実は、鋭い同業者は私の書き方の「異変」に気づいていた。
「最近、ブログ、AIに書かせているのありませんか?」と。
さすがだ。
どう違うのかは、私自身も、自分でわかる。
私の文章と比べると、「間」や「リズム」が違うのだ。
言ってることは同じでも、「書き方」が全然違うのだ。
そして、彼の指摘は正解だ。
全部がそうではないけれど、確かにこっそり混じっている。
実験的に混ぜている。
……というか、実はこの記事も、私が喋ったものをAIにまとめさせたものだったりする。
良いか悪いかは別として、つくづく、とんでもない時代になったなと思う。
でも同時に、人間から滲み出る、ビミョーな「間」や「リズム」は、生成AIでも作り出せないものなのだな……と安心したりもする。
そしてそれこそが、「特徴」や「武器」なのだなと思ったりもする。
