
もう語ってもいいだろう、というくらい使い込んだ。
Appleのスマートスピーカー、Siri内蔵で立体音響も奏でられるスゴイやつ──Apple HomePodを、ついに手放すことになった。
別れは唐突だった。まるで恋人が次の恋人へと移っていくように。
蝶が花から花へと飛んでいくように。
詳しい経緯はまた改めて書くとして、ここいらでHomePodの使用感をまとめておきたいと思う。
簡潔に、一言で言う。
「音はめっちゃいい。だが、バカ。」
性能的には申し分ない。
音の迫力、ビビるほどの低音の響き、クリアな高音。
スピーカーとしては一級品だ。
HomePod(第2世代)は3台、miniも3台、合計したら6台も購入してステレオ構成なども試したが、いずれも音がマジで良い。
1台売るごとに赤字なんじゃないかと思うくらい、ハードウェア(スピーカー)としての完成度は高い。
だが、SiriがバカなのかHomePod本体がバカなのか、とにかくバカ。
以前も書いたが、忘れた頃に、ランダム的に、突然勝手に音楽を鳴らすのだ。
何が原因なのか本当にわからない。
いろいろ設定をいじくりまくったが、本当に再現できない。
このいたずら、マジでやめてほしい。
対策として普段から音量を小さめに設定しているのだが、ある朝リビングに行くと、何か聴き慣れない音が混じっている。
HomePodに耳を近づけると……クラシックが流れていた。
故障ではないらしい。
この症状をブログで訴えたところ、SNSなども介して「俺も」「私も」と複数人から反応があった。
そしてその中の一人は、本体を物理的に改造して、外出中は絶対に音が出ないようにしたという猛者だった。
そこまでユーザーにさせるな、Apple。
HomePodを現実世界に例えるとしたら……「バカがフェラーリに乗っている」みたいな感じだろうか。
運転手であるSiri(本体?)さえいなければ、これは本当に凄まじいスピーカーだ。
Siriが悪さをしているのかさえ、わからないけども……。
しかしながら、その症状は半年に一度くらい。
本当に忘れた頃にやってくる(それがまた怖いのだが)。
一応、まあ許容できなくもない……「てへぺろ」みたいな寛容な気持ちで使い続けてきたのだが、つい先日の症状発生で「もういいや」と見切りをつけた。
というわけで、これをもって私のApple HomePod評価とさせていただく。
最後にもう一度、一言で。
「天才だが、バカ。」
以上。HomePod、お疲れ様でした。
また会おう。
少し賢くなった君と、いつかまた再会したい。
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