結論から言うと、温かいランニング用グローブなんて、無かった。
ランニング用グローブに「温かさ」を求めたのが、そもそもの間違いだったのかも知れない。
冬場にジョギングしてると手が寒い。
凍傷になるのではってくらいコチコチに冷たくなる。
なのでランニング用のグローブを昨年あたりからチョイチョイ買い集めてきた。
なぜなら、どれもこれも「温かくならなかった」から。
その度に、温かさナンバーワンのランニング用グローブを見つけるぞ! と新たに買い直した。
ナイキも。
アシックスも。
ミズノも。
もういっちょミズノも。
登山メーカー「サロモン」にも手を出した。
ダウンジャケットの温かさに定評のあるデサントのも買った。
でも、
ぜんぶ寒かった。
ぜんぶ凍傷になりそうだった。
何度も何度も、約1年かけ、あれこれ付けては試し……を繰り返したが、温かいのはひとつもなかった。
具体的には、すべてのグローブ「通気性」が良すぎた。
なので走っていると風がダイレクトに近い感覚で当たり、もう素手でいるのと同じような感覚になる。
もしかしたらランニング用グローブというものは、比較的暖かい時に使うものなのかもしれない。
だからこその「通気性」であり、「薄さ」でもあるのかなと思ったり。
私が間違っていた。
また失敗した。
ということで、
ユニクロのヒートテック手袋をランニング用として新調してみた。
こちら、防風ではないけれど、温かさを売りにしている。
※防風のタイプもあるけれど、それはかなりの厚手だし、バイク用として使っている。
今度こそうまくいけば良いのだが。
でもまあ、こう失敗を繰り返して、人間は成長していくものだと私は強く思っているので、特に損したとは思っていない。
いい経験をした。
いい失敗だった。