女装
用意はしてあるのだ。 お化粧セット。
ものすごく不思議な体験をした気がする。 東京の某所。 その時わたしは、完全に「疲れ切った45歳のおじさん」であった。
いま乾かし中。 女装のために7時間も被り続けたウィッグを乾かし中。
昨日、女装をした。 もちろん仕事でだ。
走ってた。 間違いなく走ってた。 昨日の女装は走ってた。
さすがにハードスケジュールすぎたのかもしれない。 昨日は帰宅後、倒れるようにソファで数時間寝てしまっていた。
「たまの女装 (仕事)」をし始めてから10年以上が経つので、もう「プロ」と名乗ってもよかろう。
これとか、
ふと冷静になると。 正直、何をやってんだろうと思う。
年末からずーっとマニュキアをしている。 いつなんどきでも女装ができるように……というより、女装の予定が近いので落とすのが面倒だっただけなのだが、なんかもう慣れてしまった。
今年もこの時期がやってきた。 女装しまくりの年末年始がやってきた。 服を着て、撮ってるときの気分は良い。 だが、その後が問題なのだ。
年に1回、ないし2回、場合によっては3回4回、私は仕事で女装をする。 もう一度言う。 仕事である。
昨日の話ですが、体重計に乗ったらビックリ! ここ数年で最も軽い61.2kgになっていた。
えー、私、正月から。 というか年末から、なんなら先月の中頃から。 女装しまくりでして。 のべ3日間もメイクしてまして。
10kgのダイエットに成功してから、もうすぐ1ヶ月になる。
「もう気にしないで食べる!」って気持ちになってから数日が経過したけど、明らかにこのスタイルの方が良い感じ。 逆に「無性に食べたい……!」って気持ちが抑えられている。 我慢してない「いつでも食べられる」的な気持ちだから、逆に抑えられているのかも。
正月に女装をするようになってから数年経つけど、いつもヅラを脱ぐ時は、なんとも複雑な気持ちになる。
あぶなかった……。 ギリギリだった。