ツラいときこそ逃げないで立ち向かうと「やってよかった」となる

逃げちゃおうかな〜と思う時もある。

でも逃げるのは好きではないので、立ち向かう。

そしたら絶対に「やってよかった」となる。

ここ数日、体調がおかしかった。

気圧なのかなんなのかよくわからんけど、パワーが全て抜けていく感じ。

洗い物もできず。

風呂にも入れず。

パジャマ着る気力すら無く、ズボンだけ脱いで着の身着のまま寝てた日もあった。

でもまあニンニクとか肉とか野菜とか、栄養あるもん食べまくってたら、徐々に回復していって。

完璧ではないけど、動けるようにはなってきて。

そこでイチかバチかの賭けだけど「キックの練習に行ってみっか」となった。

仕事や病気や海外取材などもあり約2週間ぶりのジム。

完全に体は、なまっている。

そんな運動不足こそが、不調の原因なのでは？　と睨んだのだ。

練習についていけるか不安……。

ツラい思いするのヤダな……。

やっぱ逃げちゃおうかな……。

正直、そんな思いも頭をよぎるけど、振り切ってジムの門をくぐる。

たのも〜！　

練習はツラい。

ラクしようと思えばラクできるけど、ラクしたらジムに来た意味がないので、自分で自分をとことん追い込む。

トレーナーさんも追い込んでくる。

かなりしんどい。

でも、笑いもある。

気の合う仲間もいる。

楽しさがある。

だから乗り越えられる。

そんなこんなで妥協なき練習を終え、シャワーを浴び （←これが死ぬほど気持ち良い）、着替えてジム出て会社に向かっている最中、必ずこう思うのだ。

「行ってよかった」と。

ジムに行く前、「メンドーだな」とか「ツラいな」とか「今日は休んじゃおかな」とか「行っても軽いメニューにしとこっかな」とか、逃げの気持ちになることは山ほどある。

人間だもの。

でも、そこを乗り越え立ち向かい乗り切ると、必ずやその先には充実した気持ちが待っている。

逃げないでよかった。

立ち向かってよかった。

行ってよかった。

やってよかった。

昨日だけではなく、キックのジムに行って「行かなきゃよかった」と思ったことは一度もない。

行く前に「サボろうかな」と思うことは1億回あるけど、行ったら行ったで必ず、100%の確率で、「行ってよかった」と思うことになる。

逃げないこと。

立ち向かうこと。

それも技術のうち。

【中古】 「リアル不動心」メンタルトレーニング 講談社＋α新書／佐山聡(著者) 価格：220円（税込、送料別) (2024/4/25時点)

佐山聡のシューティング上級編: パンクラチオンへの道