どんどん解像度が上がっていくスマホやデジカメ。
すごいなとは思う。
でも、時に、その高解像度が不要な時もある。
女装をした。
鏡で見る自分、よしOK。
スマホのインカメラに映る自分、よしOK。
カシャっと撮影。
すると、スマホの中の写真には、「変な格好した高解像度のおじさん」が写っているのである。
そこまで写さなくていいんですけど。
そんなバッキバキに肌感とか顔のシワとか化粧のノリとか写されたら、なんかもうぜんぶ 「変な格好した高解像度のおじさん」になっちゃうんですけど。
あまりにも目に見えている世界と、切り取られた世界が違いすぎるので「画面録画」した動画で確認してみたところ、そこには「納得できる女装」した私が映っていた。
写真を撮って吐き出された高解像度の画像だけが、「変な格好した高解像度のおじさん」になっているのだ。
どんどんスマホやデジカメが進化するのは良しとする。
でも、そろそろ「低解像度モード」とかつけて欲しい。
そこまで「バッキバキな高解像度で写らなくても良い世界」ってのもあるから。
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