もちろん揚げたてのパリパリ春巻きがウマイに決まっている。
しかし、一晩経ってフニャフニャにフニャけた春巻きもまたウマイのである。
どのように私は楽しむのか。
小学校時代、試行錯誤を繰り返し、やがて行き着いた最適解はコレである。
まず、ラップをしてレンジでチンする。
よりフニャフニャになる。
場合によっては、ラップがペタリと張り付いて真空状態になる時も。
いずれにしても、フニャフニャどころか、「完全脱力」みたいなグテ〜っとした状態になる。
そこに、からしと、しょうゆを。
もうこれで完成である。
で、食べ方だが、揚げたての時のように「パクッ」といくのではなく──
お箸で食べるサイズにチョイチョイと切りまして、
からしとしょうゆをたっぷりまとらわせまして、
ごはんにチョンチョン……とつけて、そのまま食べてもよしだけど、
ごはんと一緒に食べちゃう!
これ至高。
中の餡の味も落ち着いていて。
フニャフニャの皮がまた良しで。
なんなら2日目の方が好きかもってくらいで。
てな感じで、「1日目の春巻き」と「2日目の春巻き」では、もうなんだか別モノの料理になる。
春巻きって面白い。
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