西友のお弁当箱コーナーで悩みに悩むこと20分。
買ってみたのは「フードマン」。
実はこのお弁当箱、私のまわりの知人2人が使っていて、けっこう前から気になっていたのだ。
サイズはいろいろあったけど、真ん中あたりのやつにしておいた。
説明書的な裏面はこう。
いいサイズ。
四面パチーンとするやつが付いている。
そしてこのパチーンが、けっこうタイト。
フタとの締め付けもタイトな感じ。
なので汁漏れもしにくいのであろう。
これで汁漏れしたら逆にスゴイってほどの安心感はある。
中身はこう。
最初から区切ってある。
3分割。
仕切り板も付いているので、4分割にもできる。
で、
おかず2品と、ごはん。
まぁこんな感じになるよね。
ちなみに知人は、広いところにパスタを入れたりもしていた。
そういう使い方もアリだな〜。
でもその場合は、もうワンサイズ大きいやつの方がいいかな〜。
でも中サイズでもナカナカな大きさなので、普段使っているお箸もナナメにすればピッタリ。
いい感じです。
で、出社して〜
お弁当の時間!
フタを外せばレンジOKとのことなのでチン。
てゆうか、ごはん、けっこう寄ってるね。
汁漏れしないから、カバンに「タテ入れもOK」みたいなことが書いてあったのでタテで持ってきたけど、まぁ、重力あるんだから、そりゃ寄るよな。
でも、おいしかった。
んで、
翌日もお弁当。
しかも昨日とほぼ内容は同じ。
※一人暮らしだから、おかずがなかなか減らないのです。
つうか、昨日よりガッツリとゴハンが寄ってる(笑)
まぁ、それは良いんだけども。
美味しかったから、良いんだけど。
でも、ひとつだけ気になることというか、気づいたことがある。
それは、お弁当を食べる時ではなく、お弁当を作る時。
このフードマンは、まさに「残り物のおかずを詰め込んだら完成してしまうお弁当箱」なんだなと思ったのだ。
小スペース1におかず。
小スペース2におかず。
大スペースにごはん。
おわり。
たった3ステップで完成。
なので、本当に時間のない時。
どんなお弁当にしようか考える暇もない時。
昨日のおかずが残っている時。
そんな時なら、本当にマッハでお弁当が完成してしまう「超時短お弁当箱」だなと思ったのだった。
別の言い方をすれば「ほぼ何も考えなくてもお弁当が完成してしまうお弁当箱」。
それはそれでアリなんだけども。
実は私がお弁当に求めるのはその逆で。
お弁当を作る時、いろいろ考えるのが好きなのだ。
仕切りもない楕円形のお弁当箱に、「どうご飯を詰めるか」「どうおかずを配置するか」「仕切りには何を使うか」などを考え、組み立ていくのが好きだったりするのだ。
なので、そんな私にとって、フードマンは「便利なんだけど、 (作る方面で)物足りない」となってしまうのである。
何かに例えるなら、いつものお弁当箱は「真っ白い自由帳」。
そしてフードマンは「ぬりえ」みたいな。
ちょうど面白い写真が残っている。
これ、実は内容、同じ。
ナスと挽肉のピリ辛炒めと、カボチャを煮たやつ、そしてごはん。
この3つ、完全に同じ。
楕円形のほうはカボチャが少し少ないかな〜ってくらいで、ピリ辛炒めの量はほぼ同じで、ご飯の量は完全に同じ。
でも両者、だいぶ印象が違う。
また、作るときにどれだけ考えながらやったかも違う。
これはもう好みの世界だ。
フードマンは、フードマンの良いところがある。
簡単に作れるし、タテ入れもできる。
時間のない時、フードマンを使う時がまた来るかもしれない。
けど、少しでも時間に余裕があったら、私は「仕切りのないお弁当箱」を使うと思う。
試行錯誤して作るのが、私にとっては “お弁当の楽しみ” でもあるから。
──そんなこんなで……
また新しいお弁当箱をハンズで買ってしまった私なのであった。
このお弁当箱のレビューも、そのうち書き残しておきたいと思う。
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