羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

私がフル電動自転車を早々に売っぱらった理由

f:id:gohatori:20240227011321j:image

はね。

持ってたんですよ。

いろいろ呼び方はあるみたいだけど、ここでは「フル電動自転車」でいこうかと。

 

物珍しさから買いました。

けっこう前です。

購入日は2022年。

 

でね、私の買ったやつは、1.0kWモーターとかなんとかで。

ともかくバイクでいうところのエンジンが、他よりちょっとすごいやつ。

 

このワット数になると、ナンバーも原付ではなく小型二輪扱い。

125CCと同じってこと。

二段階右折なし。

2人乗りOK。

 

そんな強力なフル電動自転車だったんですが、半年で売っぱらいました。

ほとんど乗らず。

20回乗ったかどうかってくらいで。

 

 

それはなぜか。

 

 

いろいろ理由はある。

 

実はスピードがそこまで出ないとか。

圧倒的パワー不足とか。

サスが無いから乗り心地最悪とか。

なんか始動までの手順か気持ち悪い感じで不安とか。

 

いろいろ。

 

でもね、1番の理由は。

 

このフル電動自転車ってのは何なんだと。

なんか、ものすごく存在が謎。

 

 

あくまで「私の場合は」、で言うならば。

 

バイクで言うなら125ccと同じ扱い。

でもバイクよりもはるかに非力。

 

かと思えばペダルが付いてる。

自転車みたいにこげる。

 

でもナンバー付いてたら小型二輪扱だからバイク用のメットも被らなきゃだし、自転車としては「法的」には使えない。

 

それを法的に可能にするため、なんと「ワンタッチ操作でナンバー部分を物理的に隠す改造パーツ」ってのが存在するほど。

 

板がパカっとナンバーを覆い隠す仕組み。

ナンバー隠したら自転車扱いだから自転車として使える。

でも隠さなかったらバイク扱いだからバイク。

 

ほかにもいろいろ法的に怪しいところがある。

 

なんなのそれ、みたいな。

 

つまり。

 

このフル電動自転車って乗り物ってのは、日本の法律においては、やや違法したりしないと存在意義を十分に発揮できない乗り物なのではないか、と。

 

もしくは先述の「ワンタッチ操作でナンバー部分を物理的に隠す改造パーツ」を付けるか。

でもそれは適応車種が限定されてて、みたいな。

私のマシンには付かなかった。

 

だからずっと「非力な小型バイク」として使ってた。

ペダルで走る時なんて皆無。

真面目に使ってたら「自転車にもなるバイク」にはならない。

 

 

 

新宿あたりを歩いていると、もう腐るほどフル電動自転車を見る。

歌舞伎町あたりとか。

 

でも私が見たところ、多くの人が違法してるように見える。

もちろん法を守って使ってる人もいると思うけど、歌舞伎町あたりで見るのは本当に無法。

 

あえてナンバーを取らないとか。

すごいエンジンあるのに「自転車のフリ」をして使ってたり。

ヘルメットかぶらずフル電動で公道を爆走してたり。

しかも歩道を爆走してたり。

あんなにぶっといタイヤで。

いつか大変なことになると思う。

 

どうなってんですか、なんかこの、私からしてみたらやや無法な状態になってる「フル電動自転車」って存在は。

 

そんなことを考え始めたら、もうね、自分がそんなものを持っているのが嫌になったんです。

怪しいものを持ってしまった感。

 

そのうち絶対に取り締まれると思うし。

たぶん。

なんか問題になる。

そんなものを持っているのは、ちょっとつらいなと。

だから早々に手放したんです。

 

ちなみに、その売ったお金で普通の電動アシスト自転車「Panasonic EZ」を買いました。

これが1番です。

自転車最高。

普通が最高。

 

▼かろうじて残っていたフル電動自転車の運転動画

Go Hatori (GO羽鳥) on Instagram: "バイクのようですが電動自転車です🚲🏍 #電動自転車"

 

▼その後、法的にこうなったみたいです。

mainichi.jp