羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

マッサージ屋さんのトイレのドアが半開きだったのでノックしてから開いたら…

f:id:gohatori:20240317234626j:image

このマッサージ屋さんかは書かないが。

 

1時間3200円のマッサージ屋さんによく行く。

中国から来た方がやってて。

 

私より、いくつか年上に見えるお姉様。

でも、かわいらしい。

 

「トイレイキマスカ?」

「いや、大丈夫」

「キガエオワタラ、ヨンデクダサイ」

 

着替えると、やっぱトイレに行きたくなってきた。

 

トイレに行くと少しドアが空いていた。

 

一応ノックしてからドアを開けると、先ほどの可愛らしいお姉様が思いっきり用を足していた。

 

 

「ワアッ!」

「わわわわわ!」

 

 

「ゴメンナサイゴメンナサイ」

「いやいや、大丈夫大丈夫、こちらこそゴメンナサイ」

 

 

「イヤイヤ〜、アハハハハ」

「ハッハッハ」

 

 

なんなんだこの会話。

 

 

赤の他人が用を足しているところを「わあっ!」っとドアを開けてしまったのに、不思議となぜかお互い「ワッハッハ」で終わる関係。

 

 

実家なのかここは。

身内なのか、お姉さんは。

 

のべ10回も行ってないけど、不思議と実家なみにリラックスしきっている私がいる。

 

 

というか、「他人が用を足しているところを開けてしまう」って、何年ぶりだろ。

小2くらいの時にレストランであったなぁ……。

だから35年ぶりくらいかなぁ……。

 

 

ともあれ、その後はまあ普通のマッサージ。

少し私が変な声を出すと「イタイ?」とすぐに聞いてくる。

そこまでテクニシャンではないけど、一生懸命、こだわりを感じるマッサージだ。

 

 

「ハイオワリ〜」

「きもちよかったです。ありがとうございます」

「アリガトウゴザイマス〜」

 

 

そう言う彼女は、まだ「トイレ事件」を引きずっているのか、少し恥ずかしそうにテヘテヘしていた。

それがまた、かわいらしい。

 

 

馴染みのメシ屋さんとか、馴染みの飲み屋とかは無いけども、馴染みのマッサージ屋さんが私にはある。

 

日曜日。

疲れが溜まってる時。

たいていいつも空いているので、「ちょっと一杯」くらいの感覚でフラッと立ち寄れる。

1時間3200円。

とても良い気分転換になる。

いい店だ。

 

トイレする時はカギして欲しいけども。

 

 

ノック 終末の訪問者(吹替版)

ノック 終末の訪問者(吹替版)

  • デイヴ・バウティスタ
Amazon