iPhoneで撮った過去写真を眺めていたら、やけに緑色したクリームソーダーの写真が多いことに気がついた。クリームソーダーは昔から好き。それはもう大好き。だが、どうやら私は、私が思っている以上にクリームソーダーが好きらしい。
よくよく自分の行動を振り返ってみると、「どこかお店に入って、メニューを見て、そこに “クリームソーダー” と書かれていたら、おそらく9割以上の確率でクリームソーダーを頼んでいる」ような気がしてきた。あれば頼む。それほど好き。
クリームソーダーの何が最高かって、まずは見た目だ。まさかの緑。さらにシュワシュワしている。そして、そこに白いアイスが乗っかっている。極めつけはトップに添えられたさくらんぼ。なんという完璧な組み合わせだろうか。
次に味。クリームソーダーの緑色した炭酸水は「メロンソーダ」というらしいのだが、たしかにメロンっぽいといえばメロンっぽいのだが、このメロンソーダとアイスクリーム（のクリーム）が組み合わさると……ああ……もうダメ。すき。超絶美味しい。
私の記憶が正しければ、さくらももこ先生の『ちびまる子ちゃん』の初期のほうの話でも語られていたと思うが、メロンソーダがアイスの冷たさで若干シャリシャリに凍っている「アイスのまわりシャリシャリ部分」なんて最強中の最強。感動級。
最後の魅力は「オトク感」だ。なにせアイスが付いている。これ、本当にデカい。「アイスが食べたいときにアイス単体だけでも楽しめる」というのは本当にデカい。コーヒーの上にケーキがそのまま乗っかっているようなものだ。最高すぎる。
クリームソーダーと同じくアイスがそのまま乗っかっている「コーヒーフロート」や「コーラフロート」も魅力的だが、あまりお店で頼むことはない。なぜなら「家でも、できる」からだ。というか、よくやってる。夏なんてよくやる。
しかし、クリームソーダーの「メロンソーダ」は、なかなか好んで買わないレア選手。それゆえ、お店のメニューに「クリームソーダー」と書いてあったら、ついついそれを選んでしまうのだ。きっとこれからも選ぶ。そして、そのつど感動することだろう。
