羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

Instagramにおける「とあるタグ」の終焉

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あまり誇れることではないが、私はタグ「#パンチラ」をInstagramでフォローしている。

 

詳しくは私が過去に書いた4コマ漫画

【代打4コマ】第89回「インスタのハッシュタグのフォローに要注意!」GOGOハトリくん – ロケットニュース24

こちらをチェックしていただきたい。

ともあれ、この世に発信されるパンチラ画像を、余すことなくチェックしたいのだ。

 

ところが最近、この「タグ #パンチラ」が荒れに荒れているのである。

 

まず困っているのが、美熟女や熟女をとおに通り越したババアによる「パンモロ画像」の投稿だ。

私は年上の女性もストライクゾーンなので滅多にババアなんて言葉は使わないが、この画像に出てくるのは完全なるババア(老婆)である。

そして、何を考えているのか、露出狂の気があるのか、真顔かつM字開脚でこちらをじっと見つめている画像なのである。

恐怖でしかない。

 

 

次に困っているのが、女装男子である。

私も女装する人間なので人のことを言えないのだが、今回指す画像は私の思う女装道の風上にも置けない行為。

直立不動でスカートをまくし上げ、パンツ (モッコリ)をモロに見せている女装男子 (というかジジイ)の写真が頻繁に出てくるようになったのだ。

 

しかも顔は、アプリで補正しまくっていて、もはや「絵画かな」と思えるレベル。

しかし、そんなにもいじくっているのに「ジジイ」であることが画像の端々からわかってしまうところが悲しげでもある。

とにかく、やめなさい。

#パンチラは、露出狂のためのタグではない。

 

 

最後に困っているのは、さほどパンチラでもない「単なるエッチい画像」にパンチラタグを付けている画像が頻繁に表示されるようになったこと。

誰がどう見てもそれはパンチラではない (あるいはモロ)であるのに、容易にパンチラタグを付けやがるから、真のパンチラ愛好家の目にも留まってしまう悲劇の現象。

高貴な「タグ #パンチラ」の安売りとでも言おうか。

円安ならぬパンチラ安とでも言おうか。

 

 

──ある日のこと。

知人とオシャレな目黒区のレストランに行った時。

ふと Instagramの話題になり、私はスマホを見せながらインスタを起動……した瞬間に、先述の「さほどパンチラでもない単なるエッチい画像」がiPhoneの画面いっぱいに表示されたのである。

 

私も硬直、相手も硬直。

 

私は「TPOをわきまえろ!」と思いながら何事もなかったかのようにInstagramをそっと閉じ、別の話題に切り替えた。

相手が私のことをどう思ったのかは、わからない。

ただ、どうか誤解しないでほしいのは、私が見たいのは「パンチラ画像」であり、「単なるエッチい画像」ではないということ。

そんな薄っぺらい助平ではないということ。

もっと意識の高いパンチラ研究家であるということ。

 

 

いずれにしても、今、Instagramの「タグ #パンチラ」は荒れに荒れすぎている。

Instagramでのパンチラリサーチは、もう卒業の時期に差し掛かっているのかもしれない。