羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

1ミリも羨ましくない未来 / 中国の最先端技術に囲まれた生活が地獄的にダサすぎて絶望しかない

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久々に衝撃を受けた。

知人から教えてもらったInstagramのアカウント「8_kraw」が、あまりにも衝撃的すぎて、全ての動画を確認する勢いで見入っている。

 

どんなアカウントなのかというと、中国における最新ガジェットストアらしき『8KRAW STERE』のInstagramアカウントなのだが、ひとつひとつの映像がビックリするほど別世界なのである。

 

そう、別世界。

まさしく別世界。

いや、もしかしたら住んでいる惑星が違うのかも……というくらいのレベルで「未来」だけど「現実」でもあり「地獄」なのだ。

 

「どの動画が」なんて次元ではない。

すべて、である。

 

 

 

少しだけ説明しよう。

 

 

 

まず彼らは、容赦なくパクる。

どこかで見たことのある最新の技術を、恥もへったくりもなくパクる。

パクり倒す。

 

そのうえで、中国ならではの「余計なスパイス」をふりかけつつ、壊滅的なデザインセンスと共に未来的な商品に仕上げてしまう。

持っているだけで人生が狂いそうなくらいの破壊力を秘めた鬼のようにダサい物体。

方程式で表現すると、

最先端技術+くそダサいデザイン=ゴミ。

要するにゴミ。

 

もうこの時点で「彼らと話し合って理解し合うことは永遠に不可能」と思ってしまうほどに。

 

そんな最新ガジェットに囲まれた生活を、商品の宣伝も兼ねて、少し大袈裟なくらいに演出してショート動画にしているのが「8_kraw」だと思われるのだが、技術力と実行力だけは素直にスゴイ。

 

完全なる「未来」がそこにはあったが、1ミリも羨ましくないのは間違いなく「ダサすぎるから」であると思う。

 

また、知っているようで知らなかった中国独自の文化が、これまた異次元感を増長させている。

たとえば……

 

 

  • やたらとスリッパにこだわる
  • 足湯は絶対
  • 足ケアもやる
  • やたらと足にこだわる
  • 病的なまでに消毒をする
  • 環境汚染上等
  • 絶対に「自動歯磨きペースト絞り器」がある
  • 味のついた石を温めて食べる (石は吐き出す)
  • 家の中でもゴミは床に落とす
  • メシがどれもマズそう
  • 野菜を浮かべた水の中に変なガジェットを入れる
  • アレクサもビックリの「声センサー機器」だらけの家
  • どの機器もすぐに壊れそう
  • 家の窓やベランダからの景色が絶望的

 

 

……パッと思いついたのだけでもこのくらい。

 

 

私も中国には行ったことがある。

いろんな地方に行ったことがある。

3ヶ月ほど生活したことがある。

だが、それは昔の話。

 

 

この動画の中に出てくる今の中国は「マジなの?」や「ギャグでやってるんじゃないよね?」と思うくらい理解レベルを超えてくる生活をしているのだ。

 

 

また、ときたま「音楽付き」の動画もあるのだが、その音楽が死ぬほどダサい。

フルコーラスで聴いたらグッタリするほど、もしかしたら拷問で使えてしまうのでは?  ってレベルで本気でダサい。

この動画だけはすぐに見つけられるので特別にシェアしておきたい。

 

mr.man on Instagram: "My store Smart Life with Smart Technology"

 

本当にダサすぎて死ぬかもしれないから連続再生は要注意。

なお、他の動画に関しては、各自、ひとつひとつチェックして見つけ出して欲しい。

※特に「石を食う」の動画。

 

 

本気で宇宙人を見ている気になった。

別の惑星に住む生命体の生活を垣間見た時の感情って、もしかしたらこれに近いのかもしれないなって。

 

何より恐ろしいのは、その「別世界」のガジェットが、ジワジワと日本にもなだれ込んできているということ。

私が思うに、私が過去にオゾンにハマっていたのも「あっちの世界」からの流れ弾で。

ほかにも

 

【はかどらない】ヤバすぎる極楽仕事環境を作り上げてしまった… 「フットバスデスク」 | ロケットニュース24

【さらば除湿剤】電源のないクローゼットに『無電源の除湿機』を入れたら「え、もう!?」となりビビった | ロケットニュース24

 

このあたりの商品も、「あっちの世界」から流れてきた感がある。

カラーやアイデア的に「あっちの世界観」がある。

 

そして、そんな「あっちの世界」との架け橋になっているのが、ほかでもない「Amazon」である。

今、Amazonが闇市のようになっていると先日も書いた

 

アマゾンは中米にあるものだと思っていたが、こっちの世界と、あっちの世界の間に流れていた川のようだ。

 

まだまだ書き足りないこと山の如しであるが、長くなるのでこのへんにしておきたい。