たぶん詐欺師だと思うんだけど。
2パターンあるのでベトナム・ホーチミンに行こうとしてる旅行者の方は気を付けて。
まずパターン1。
ちょと前にベトナム・ホーチミンに来た時、以下のようなブログを書いた。
※↓参照
ホーチミン到着1時間以内に怪しい日本語をあやつるバイタク2人に出会った - 羽鳥商店
この類のバイタクが笑うほど激増してる印象がある。
昨日だけで10人以上に声かけられた (まじ)。
しかもパワーアップしてる。
彼らの中で流行っているのか、日本ギャグをぶちかましてくる。
アイーンは定番。
カトちゃんペ。
コマネチ。
バイバイキーン。
バイナラ。
そんで日本の地名とか言って、日本通であることを認識させて……これからどこ行くの? みたいなパターン。
絶対ついて行かない方がイイ。
どんなことが起こるのかは、先ほどと同じだけど、以下のブログのコメント欄をご参照のこと。
※めちゃリアルだから必読
ホーチミン到着1時間以内に怪しい日本語をあやつるバイタク2人に出会った - 羽鳥商店
私なんてこういうの慣れてるから、もう断り方もジェントリーかつお互い笑顔あふれながらお別れできる平和的解決法を心得ているけど、HCMC初心者の方ほど騙されやすいので本当に注意で。
ちなみに私、コマネチされたら本場のコマネチを全力で連発して見せつけてやるほどの余裕はある。
「売られたケンカは買う」ではないが、「売られたコマネチは倍返し」の気持ちで生きている。
アイーンもしかり。
カトちゃんぺしかり。
なので今日は、一日中カトちゃんケンちゃんタケちゃんマンになってた。
アイーン馬鹿野郎コマネチコマネチ!
もうひとつのパターンも興味深い。
なぜか遭遇場所は公園。
おもしろいほどみんな公園。
今日だけで4組に声かけられたけど (これほんとマジですので)内容が似すぎている。
これだけ同じなら、たぶん何かを狙っているんじゃないかな〜って思う。
なお、あくまで予感なのでタイトルは「詐欺師っぽい」にしておいた次第。
彼らはだいたいこんな感じ。
挨拶もそこそこに、まず彼らは、日本の地名でツカミをとってくる。
しかもメジャーどころではない場所。
なので「オッ」となる。
茨城、栃木、神奈川あたり多め。
んで、埼玉から神奈川までどのくらいかかる? とか聞いてきたり。
あとは、これまたなぜか共通して多いのは、甥っ子だとか娘とかが来月日本に行く、みたいな話。
とても心配なので日本のことを知りたい、とか。
栃木に住む予定らしいんだけど、家賃相場はいくらくらい? とか。
日本語ペラペラの「いとこ」が登場するパターンもある。
マダムが合流するパターンもある。
今日はそんな「派生」を何度もナマで見ることができ、さながら「詐欺師見学会」をしているかのようだった。
1番ひどいのは、早朝に私に声かけてきて、のちに「いとこ」との仲間2人と合流、私を含め合計4人でワイワイと10分くらい公園内のベンチで談笑したのに、それを忘れたのか、同じ公園で午後、まったく「初めまして」の体で私に話しかけてきたオヤジがいたこと。
つまり、おそらく、彼の中で私の存在は「いろんな人に話しかけているうちの1人」であり、だからこそ容姿を忘れてしまっていたのではないか? と思われること。
ちなみにその彼、少し話してから「朝にも会ったよね」と私が言うと、「あーっ!」とビックリして、「では!」とサワヤカに別れ去っていった。
いずれにしても、何が狙いなのか最後まで辿り着けてないけど、「なぜか公園で同じパターンの話をしてくる」という偶然すぎることが連発しているだけで、もうその先には詐欺的な何かがあると疑った方が良いかと思う。
とにかく、やたらと声かけられる。
たぶんマイルドなトラブル (本人はトラブルと気づいてない可能性すらある)に巻き込まれる気配がプンプンしてるので、対応しないことをオススメしたい。
ちなみに私の場合は、行けるところまで話を聞き (対応を楽しみ)、最後の方で「もう10回以上来てる」「20年以上前から来てる」「なので何人か知り合いがいて会いにいく」などと言うと、彼らは決まって「あ、無理だな」みたいな顔をして苦笑いをしながら去っていく。
詐欺師なのかなぁ。
詐欺師なんだろうけど。
アイーンコマネチバイバイキーン! (倍返し)
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