海外ではなく、日本国内でも同じかもだけど。
もしかしたら私は、「生活」を見て、感じるために旅をしている気がする。
自然を見に行く。
歴史を見に行く。
体験をしに行く。
いろいろ旅の目的はあるけれど、私は「その国の生活」を体験したいのかも。
もちろん単なる素通りの旅人なので、その国のリアルな生活ではない。
でも、その時だけは同じ空気を吸い、現地のものを食べ、その場所に住む人々と関わる。
非日常感というか。
それを体験しにきてるのだなって。
ちなみに「住みたいか?」と聞かれたら、意外にも答えはNOだったりする。
もしも日常がカレーライスだとしたら、旅は福神漬け。
ちょっとでいい。
その非日常感、ちょっとでいい。
もし住んでしまったら「福神漬けライス」になる。
非日常が日常になる。
それはそれで面白いのかも知れないけれど。
現地に移住する人ではなかったとして、「非日常が日常になる観点」で言うなら長期のバックパッカーとかも同じかも。
今までの日常が非日常になって。
それはそれで学びがある。
一生忘れられないほど魅力的な日々。
ただし確実に、「日本人としての感覚」は変になる。
要は世間とのズレ。
長く居れば長く居るほどズレは大きくなり。
補正するまで少し時間がかかる。
その「ズレ」は、今の仕事にとっては致命的なので、絶対に日常は日常で保っていなければならない。
だからこそ、日々の日常を大切にしている節もある。
この日常はかけがえのないものだから。
──話を戻して。
私はカレーライス (日本)が1番好きだから、福神漬けは少しでいい。
少ないからこそ大切に食べたり。
少ないからこそ集中して食べたり。
2泊3日って絶妙だと思う。
2泊3日って、無限大の可能性がある。
海外でも国内でも。
「2泊3日の旅」こそ最強のちょうどよさな気する。
非日常の “つまみ食い” みたいな。
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