ひさしぶりにお花を買ってみた。
とはいっても一輪だけだけども。
ガーベラ、330円。
昔はよく、近所の仲の良いお花屋さんに「元気になるような感じで」とか注文して、ブーケ的なものを作ってもらっていた。
2000円くらい。
ちょっとお金が厳しくなり、やめた。
でも昨日、駅ナカのお花屋さんを通りかかったら、とても魅力的なガーベラが売っていた。
一度は通り過ぎたけど、引き返した。
一目惚れというやつ。
330円なら、いいかなと思った。
一輪刺しにもってこいの花瓶は、2つほど持っている。
どっちがいいかな。
昔から持ってるこっちかな?
いや……
こっちにしよう。
いつか使おうと買っておいたこっちにしよう。
この花瓶のデビュー戦は、一目惚れした赤いガーベラだ。
どこに飾ろうか迷ったけど、我が家の中心でもある食卓に飾ってみた。
とてもいい感じである。
リクガメ「モトラ」を実家から引き取って2人(1人と1匹)で暮らすようになってから、「生きているものと暮らすっていいな」とつくづく思った。
“生のパワー” をもらっている感じがする。
花も生きているし。
心が「生」を欲していたのかもしれない。
そのうちしおれてしまうけど、だからこそ「今」を大切にするような感じもまた、非常に良い。
ちなみに、お花屋さんの情報によると、ガーベラの花言葉は「限りなき挑戦」だそうな。
それを知り、私はガーベラが好きになった。