羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

素材に溺れる

f:id:gohatori:20210714053410j:image

「素材に溺 (おぼ)れる」という言葉をご存知だろうか?

「何かを作ろうとしたとき 素材 (ファイル)がありすぎて、それらの整理や取捨選択により なかなか作業が始められない」という意味である。

 

素材の海にもがき苦しむ。

それはまるで、海で溺れるように。

 

なおこの言葉は 私が勝手に作った造語 (羽鳥語)なので知っていたら逆に怖いのだが、とにかく今、私は素材に溺れている。

 

主なる海は、キックボクシングの練習動画だ。

練習のたびに撮影しているのだが、それを編集する時間がない。

どんどん溜まっていく練習動画。

「もう編集しなくても良いだろ」との意見もあると思うが、私の性格上、それはダメ。

ダイジェストで良いから「消化した」という事実がないと気持ちがスッキリしないのである。

 

YouTubeの動画 (水鉄砲道 )も同じ。

撮るだけ撮って、編集する時間がないから素材だけが溜まって、やがて鮮度が落ちて腐っていく。

仕入れるだけ仕入れて料理をしないアホなシェフみたいな感じである。

 

動画だけでなく、ネタもそう。

私、記事に関しては「ネタ切れ」なんてことが一切ない。

常にネタを仕入れては撮影し、いつでも料理できるようにしてある。

 

ただし。

気持ちが追いついてないと料理はしない。

 

撮影だけして、あるいは取材までして記事にしないなんてことも よくある話。

それゆえ、私のパソコンには、まだ料理されてないネタのフォルダが山ほどある。

いいや、文字通り腐るほどある。

腐ってしまったネタもある。

あるのに、また、新しいネタ (素材)を用意してしまうのである。

この癖、どうにかならないものか。

 

ただ、ネタに関しては、腐る前に簡単な料理をする場もある。

ほかでもないこのブログだ。

凝った料理にはせず、実験的に、ファストフード的な料理でリリースしちゃう貴重な場所。

脳の記憶を整理する「夢」のごとく。