イモ (ポテト)に命をかけるケニア人・チャオスは、本当にマメな男である。
こう書くとイモなのかマメなのかわからなくなってくるが、トップ画像のように、いちいちポテトを食べたら報告してきてくれるのだ。
意訳 (超訳)すると、
「やあ兄弟。ポテったよ。いま体調の変化を待っているところ。それを見てから記事書くね」
みたいな。
何がすごいって、食べたらすぐに書くのではなく、本当に「下痢になるかどうかを確かめてから記事を書いている」という点。
彼のポテト通信は「吐いた」「下痢になった」「屁が出た」「何もなかった」みたいなオチが多いが、それは私が適当に書いているのではなく、本当に “体調の変化” までをも彼は詳細に伝えようとしているからなのである。
ここに彼の「ポテト評論家」としてのこだわりがある。
「うまいかどうか」よりも「安全に食べられるか」に重きを置いているのだ。
日本の江戸時代には「毒見役」という職業があったという。
映画『武士の一分』における木村拓哉演じる小侍・三村新之丞のごとく。
そう書くと、ルカは戦士だったが、チャオスは侍に思えてくる。
そう、チャオスはイモでなければマメでもなく、ケニアのキムタクだったのだ。