たくさんの質問ありがとうございます!
今回も、カンバ通信のチャオスみたいに、ビッシビシと質問に答えていこうと思います。
今回は、インスタのDMに寄せられた質問。
内容を要約すると、
「 (前略)羽鳥さんの文才は素晴らしいと思います。どこにでもあるような日常の事でも、めちゃくちゃ面白くて毎回引き込まれるように見入ってしまいます。文章力を磨くためにはどうしたらいいのか教えていただきたいです。」
ありがとうございます!
恐縮です!m(_ _)m
高卒なもんで人に教えられるほどの学力はありませんが、漫画や文章を書く仕事を続けて24年。
文章を書くうえで意識していることは無数にあります。
細かいことまで語り始めたら辞書くらいの分量になりそうなので、初級〜上級に分けつつ、箇条書きで簡単に書いていきますね〜。
まずは初級編から。
初級編
- 読者のことを考えながら書く。
ラブレターを書く時、相手のことを想像しながら書きますよね。それと同じで、読者 (読む人)のことをイメージしながら書くことは重要。「どんな気持ちになって欲しいか」や「どんなことを考えて欲しいか」なども想像しながら。
- 難しい漢字や言い回しは使わない。
せっかく書いた文章も、読者が「読めなかったら (理解できなかったら)意味がない」です。私は仕事上「1人でも多くの読者に届くこと」を意識しているので、中学生でもスラスラと読めるレベルの漢字や表現しか使いません。
- 声に出して何度も何度も読み返す。
読みにくい文章ってのは、実際に声に出して読んでみると何がどう変なのかよくわかります。よくありがちな「、」や「。」の変な使い方も、実際に声に出しながら読むと違和感に気づくはず。私が最も意識するのは「読みやすさ」です。
──初級編はこんなところ。
もし反響があれば、同じように中級編、上級編も公開したいと思います。
反響イマイチならここまでにしときます。
ではでは。
良い週末を!