羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

「おいだき最後の湯」の “何やってもいい感” が好き

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ちょっと使い過ぎた感もあるが、いま「おいだき最後の湯」に腰を浸けながらこのブログを書いている。

 

半身浴どころかケツしか浸かっていない全尻浴であるものの、こんな非日常感もまた良しだ。

 

結局、お風呂のお湯は「3回」使って捨てるという塩梅が定着した。

1度目はピッカピカのお湯。

2度目もまだキレイ。

なので風呂床がヌメってきた3度目……あたりが私の場合は捨て頃のようだ。

 

しかしながら、最も楽しいのは3度目である。

 

3度目のお湯は、ある意味では「祭」。

何をしても良いフェスティバルだ。

なにせ、捨てるのだから入浴剤が入れられる。

しかも私の好きな濁り湯だ。

登別カルルス、登別カルルス。

 

さらに、マナー的にはどうかと思うが、体を洗わず「いきなり入浴」もできるのだ。

1度目のお湯の時は、“できるだけキレイな状態” を保つべく、全身キレイに洗ってから入浴しなくてはならない「全洗浴」のマイルールを破ることができるのだ。

風呂場に入室し、濁り湯の入浴剤を入れ、洗面器でザバーと体を流してからドボンと入る時の「禁断」さは格別。

まさに格別カルルスだ。

 

極力シャワーを使わず、「洗面器のお湯」だけでなんとかしようとするのも大好き。

「風呂場から洗面器でお湯をすくってザバーと流すあの行為」が、なんとも荒っぽくて好きなのだ。

それはまるで岩手に伝わる裸祭り「蘇民祭」における冷水浴びのごとく。

ジャッソー! ジョヤサー!

 

そんなこんなで全ケツ浴の今なのであるが、最後の仕事も残っている。

それは掃除だ。

「30秒待って洗い流す」のスプレーを少しだけシュッシュして、30秒待ってからスポンジでゴシゴシして洗い流すという裏切り行為も大好き。

洗面器も洗うし、風呂の蓋も洗う。

次にお湯を入れた時、キュッキュなるように。

ちょっと面倒臭いけど、それが心の浄化にもなる。

登別カタルシス。