羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

グリーンピース嫌いの私が、自分からグリーンピースを買う日が来るなんて

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は私、グリーンピースが苦手だった。

 

食べることはできるけど、進んで食べたくはない食べ物だった。
なので、たまにチャーハンとかに入ってると「やだなぁ」と思いながら先に全部食べたりしてた。
 
 
ところで今日、ロケットニュースで公開した「石川さんのチャーハン」の記事は、もう読んでくれただろうか。
 
 
このレシピ、ばっちりグリーンピースが入っている。
しかも「5粒」とか、そんなレベルではない量のグリーンピースが入っている。
正直、実際に作って食べる前まで「うげ〜」と思っていた。
 
 
そして材料を用意する時、わざわざこのレシピのためだけにグリーンピースを用意しても、絶対に残してしまうことになるので、私は「冷凍ミックスベジタブル」を購入した。
 
この冷凍ミックスベジタブルの中から、グリーンピースを1粒1粒取り出して、なんとか20グラムまでかき集めたのである。
コーンやニンジンは好きだから。
まだこの方が使い道があるだろうと。
 
 
ところが!
 
 
いざ実際に作って食べた感想は上記の記事をご覧いただきたいのだが、このチャーハンにおけるグリーンピースは、脇役どころか主役に近い輝きを放っていた。
 
メッチャンコうまいのだ。
カリッカリで香ばしくて。
こんなにグリーンピースって美味しかったの?ってくらいに。
 
なんでこんなに美味しくなったのかは、ハッキリしている。
最初に「多めの油」で「まるで揚げるような勢いで、軽く焦げ目がつくまで炒めたから」である。
間違いない。
だからこその香ばしさであり、カリッカリの食感であり……。
 
 
 
で、このとき私、思った。
 
 
 
グリーンピースって、こうやって調理するのが実は正しい (?)使い方なのではないかと。
完成したチャーハンの上に、「色付け」としてフニャフニャのグリーンピースをのせるのは、「間違った伝わり方」をしてしまったのではないかと。
 
たぶん私の説は間違っていると思うが、それほどまでに「カリカリに炒めたグリーンピース」は激ウマかつ、チャーハンとの相性はバツグンだった。
グリーンピースのポテンシャルを200%まで引き出せた感すらあった。
 
 
ちなみにこの石川チャーハンを作った翌日、なんと私は「冷凍グリーンピース (だけ)」を買っていた。
これからの人生、これからの料理、けっこうグリーンピースを使うことになるぞ……との予感から、グリーンピースだけを購入したのだ。
 
 
あれだけグリーンピースが苦手だった私が。
なんとまさかの「グリーンピース (のみ)」を購入するなんて。
グリーンピース嫌いな人間を、たったの一撃でグリーンピース好きにさせてしまうほどの威力が石川チャーハンには宿っていた。
 
なので、ぜひとも。
是が非でも。
グリーンピース嫌いの人も、どうか「グリーンピース抜き」で作ったりはせず、グリーンピースありでの調理にチャレンジしてほしい。
カリッカリになるまで炒めて欲しい。
 
きっと、「こんなにグリーンピースって美味しかったの?」って思うはずだから。