今日、会社でお弁当を食べているとき。
同僚が突如「羽鳥さんはスゲエ」と言い出した。
毎日欠かさず自炊してて。
自分でお弁当を作って持ってきて。
その内容も飽きないように工夫してて。
さらに料理のあとは片付けもやるとか。
スゴイ! と。
「誰かのため」ならできるけど、そうでないならできないと。
自分のためになんて、できないと。
もしも仮に自炊することになっても、毎日同じモンばかり食べてそうだと。
だから羽鳥さんはスゴイ、と。
ありがとう、と。
うれしい。
照れる。
でも。
すごくない(笑)
全然すごくない(笑)
たんに得意なだけ。
まったく苦でもないし。
むしろ楽しんでやってるし。
なにより自分で作るメシはウマイし。
とにかくウマイモン食べたいから、誰のためでもなく自分のためにウマイモン作ってるだけで。
ウマくて健康的なものを食べたら心の調子も良くなるし。
片付けも好きで。
昔ブログに書いたかもだけど。
食器をひとつひとつ洗うのが好きで。
食器を洗っていると、心も洗われているような感じになって。
たぶん手を水で濡らしながら何かやるのが気持ち良いんだと思うんだけど、「食器を洗う=心を整える」みたいになってて。
だから食洗機とかはいらない。
一方、部屋の掃除は基本的にはルンバまかせ。
時間もないので毎日ルンバに掃除させてる。
でも週末だけはルンバに加えて自分で掃除機がけもする。
ルンバが取りきれてないエリアとかあるから。
そこは自分でダイソンかけて。
ルンバはペットみたいなもので。
とても可愛い。
ちなみに、トイレ掃除は毎朝やってる。
どんなに忙しくても、そんなに汚れてなくても、毎日、トイレマジックリンとブラシでゴシゴシやる。
その後、トイレ掃除シートで便座の裏をフキフキして。
どうして便座の裏側、あんなに汚くなるのかね。
なお、トイレのタオルも毎日交換するし、そのほかのタオルも毎日交換。
ちなみにだけど。
少し話が脱線するけど。
なぜトイレにこだわるのかというと、実は3つの理由がある。
まずその1。
トイレをきれいにしていたら気持ち良いし、何か良いことが起きるような気がするから。
ちょっとダジャレみたいになっちゃうけど、「運の神」も喜ぶんじゃないかなって。
運気がめぐるのではないかと。
だから毎日欠かさずピカピカにしてる。
理由その2。
私が大好きな元プロレスラー・松永光弘 (まつながみつひろ)選手が、プロレス休業してステーキ屋さんで修行し始めた時。
率先してトイレ掃除を毎朝やったと。
誰も好んでやらない事をすすんで自らやるようにしたと。
気合いや覚悟の表れだ。
その心意気が、かっこいいと思うのだ。
だからそのマネ。
少しでもあやかりたいと。
理由その3。
元横綱の貴乃花 (貴花田)親方の影響。
かなり昔。
貴乃花の情熱大陸が放送されて。
その中で、かつての弟子と電話する貴乃花親方というシーンがある。
相撲道からは外れたけど、新たな仕事で再スタートを切った弟子。
そんな弟子に対し、貴乃花親方は優しい口調でこう言ったのだ。
「何でもやります。
何でも仕事やらしてください。
ドブの掃除でも何でもやります。
そういう気持ちでいけ。
いいか?
ドブなんて掃除するの、手を突っ込めば良いだけの話だろ?
違うか?
そうだろ?」
──そして伝説の一言が炸裂する──。
「汚い仕事ほどキレイなものはないぞ」
この頃、相撲界は八百長問題で荒れていた。
貴乃花親方は、八百長を一切しなかったガチ中のガチ力士として有名。
つまり。
物理的に汚い仕事は、あとで手を洗えばキレイになるから問題ない。
でも八百長 (うしろめたいこと)なんてしたら、その汚れは一生取れない。
そういう事を言いたかったのではないだろうか。
これは私の勝手な解釈だけれども。
ちょっと話が脱線したけど、ゴミ掃除とか、排水溝の掃除とか、わりとハードに汚い場所の掃除の時は、いつも貴乃花親方の言葉がリフレインするのであった。
※↓参照動画
貴乃花「汚い仕事ほどキレイなものはないぞ」 - YouTube
また、トイレと同時に、玄関もできるだけ綺麗にする。
靴は全部しまって。
ゴミ捨て&超近所に行くとき用のサンダルしか置かない。
これもゲン担ぎみたいなもんで。
玄関を綺麗にしてたら、神様も来やすいかなって。
そのほかの部屋も常に綺麗にしとく。
部屋が乱雑になってたら、そのまま心も乱雑になってくるから。
そしたら途端に心の調子が崩れるから。
心が雑になるから。
雑になったら、仕事はもちろん、すべてのことが雑になるから。
そしたらいろんなものが逃げていくから。
だから、心の調子を保つために部屋も机も綺麗にしてる。
心の調子が整ったら、仕事のパフォーマンスも向上して、良い仕事ができて、数もこなせて……ってやってたら、もしかしたら原稿料やサラリーも上がるかもしれない。
レギュラー以外の仕事も入るかもしれない。
そんな淡い期待もあり、目に入るものすべてキレイにするし、自分の納得いくものにしてる。
インテリアも洋服も食器も弁当箱も料理そのものも。
ぜんぶ妥協はしない。
「こんまり」じゃないけど、心ときめくものしかそばには置かない。
すべては、心を整えるため。
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