羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

なぞかける若者

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のう、珍しく従兄弟と飲むことになりまして。

従兄弟だけど25歳くらい。

私は44。

歳の離れた従兄弟。

 

 

なにげに酒が好きらしく。

そういえばよく正月にチラッと飲んでたなと。

 

 

でも、こんなに酔っ払ってる従兄弟 (25)を見るのも初めてだなと。

ベロンベロンやないかい。

 

それはまあ楽しかったのですが、彼がね、ちょっと尋常じゃないくらい「なぞかけ野郎」だったんです。

 

ちょ、ちょっとまて、おまえ、整えすぎたろってくらい次から次へとなぞかけが出てくる。

なぞかけマシンガンみたいな。

 

いきなり「〜とかけまして」とカマしてくる。

 

そして、すべてが整ってる。

 

なんというか知的ななぞかけ。

 

ちょっとかっこいい。

 

「天才のなぞかけ」みたいな感じなんです。

 

私みたいな「普通の人どちらかといえばバカ」では無く。

どんな? ってのは、バカな私はもう忘れましたが、わりと知的なんです。

 

「その心は」の先を聞いてから、1秒くらい考えて「あーっ、なるほど! うまい!」みたいな。

 

私のなぞかけスタイルみたいなアホっぽい感じではなく。

 

※GO羽鳥の代表作

「違いのわかる人とかけまして、

高級な腕時計ととく。

その心は。

お目が (オメガ)高い。

 

 

いや、ほんとに、彼のなぞかけは知的だった。

なんかワインが合いそうななぞかけ。

すごいなと思ったんですよ。

 

なぞかけのスタミナもすごい。

若いから。

間髪入れずに大技連発みたいななぞかけパワープレイをバンバン決める。

止まらない。

なぞかけ暴走列車みたいになってる。

なぞかけターミネーターみたいになってる。

なぞかけオリンピック日本代表候補。

なぞかけエグザイルがあれば間違いなくセンター。

 

マジですごい。

 

 

ただね。

 

 

たぶんそれモテないぞ、とは言っておいた。

 

合コンとかでやっちゃダメだぞと。

 

 

うまいんだけど。

 

 

モテないぞと。

 

若い子にはウケないぞそれ、とは言っておいた。

おじさんたちにはウケるけど。

 

なぞかけって、モテる要素ないよな。

なんでだろう。

 

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