羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

とあるイベント(登壇)用に書いた自己紹介文、もったいないのでブログにも残しとく

日、デジタル・ジャーナリスト育成機構の「これからの時代のライティング・編集スキル講座」なるイベントにお呼ばれして、いろいろと思う存分話してきた。

 

 

その時、自己紹介が必要で、かなり端折って書いたのだけれど、なんやかんやで意外と長くなってしまった。

 

もったいないので、少しだけ加筆しつつ、ここにも貼り付けておくことにする。

 

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【自己紹介】

14歳(中2)で週刊誌(週刊プロレス)の読者コーナーの常連 (ハガキ職人)。漫画やイラストを投稿しまくり、人生初の原稿料も週プロからもらう。

 

16歳で原付免許を取り、その日のうちに蕎麦屋での修行を開始。

 

16〜17歳とかそこらで、秋葉原でしか売ってないマニアックな違法ゲームのミニコミ誌でアマチュア漫画家としての活動開始。1ページ1000円で漫画を描いていた。

 

※高卒

 

19歳くらいの時、調理師免許を取得。

 

20歳でプロの漫画家・イラストレーター・ライターとしてデビュー(書籍『暗黒アジアンハッカーズ(太田出版)』1999年)。

 

その後は様々な雑誌からお声がかかり、記事、コラム、イラスト、漫画、連載モノなどを執筆しまくる。

 

各社から仕事が来まくりで締め切りは2〜3日に1度の状態。

 

テレビCMのキャラクターデザイン、プロレスラーのコスチュームデザインなど、一風変わった仕事も。

 

しかしあまりも忙しすぎて体調とメンタルを崩して(当たり前だ)仕事をやめることを決意。

 

連載モノなども円満に終了させ2003年春に漫画家稼業を卒業。(23歳)

 

 

 

かろうじて貯めていた100万円で放浪の旅に出ようとするも、なぜかパチンコ(CR天才バカボン2)にハマってしまい残高が50万円まで減る。

 

このままではヤバイと2003年9月に急いでバックパックを背負ってタイに旅立つ。

 

 

仕事が嫌でやめたくせに、各出版社から「せっかくだから書いてよ」と言われ、結局は4〜5本の雑誌連載を抱えながら放浪の旅をすることに。

 

週1でやってくる締め切りと格闘しながら、様々な国を渡り歩く。原稿料が入ってくるので金が減るどころか溜まっていった。

 

東南アジア〜東アジア〜南アジア〜中東アジア〜最終目的地エジプトまで十数カ国を2年半ほどかけて渡り歩き、2006年に帰国(26歳)。

 

ところが日本では出版不況が始まっていて雑誌の仕事がほとんど取れなくなる。

 

よって、危険な潜入ルポ漫画や、ゴキブリを食べるなど、体を張ったネタを武器に、なんとかページをもぎ取って食いつなぐ。

 

しかしそれでも食えなくなり、知人のツテを頼ってエロサイト(ガラケー時代)の仕事(バイト)につく。(28歳ごろかな〜)

 

エロ動画の紹介文を書く部署に配属されるも、「エロは紹介文で笑わせたらダメ(※エロい気が失せる)」と怒られ、担当を外される。

 

1分間サンプル動画の仕事に回されるも、「サンプルが完璧な作品すぎるからダメ(それで満足しちゃう → 有料の本編を見ない)」と怒られ、担当を外される。

 

最終的には「モザイク入れ」の仕事になる。

 

 

五反田のデリヘルマンションの薄暗い一室で2年ほどモザイクを入れ続け、31歳(2010年)になろうとしていたところ、突如としてロケットニュースよりお誘いの電話。

 

即日OKの返事をし、その3日後には、出向要員として青山の某外資系IT企業で「某ポータルサイトの編集部」として働き始める。(31歳にして初の就職)

 

なおこの時、私の正体がアングラ漫画家であることは伏せている。

※顔合わせの時、私はスーツを持っていなかったので30歳すぎのくせに成人式スーツで臨んだ。

※髪の毛もバッサリと切り、洋服も靴も高島屋で揃えたものを着て必死に「真人間」を演じていてた。

 

 

今までの経験やエロサイトでの経験が活きたのか、すぐに仕事にも慣れ、3ヶ月も経つと頼りにされる存在に。

 

その後、会社同士でいろいろあって出向期間終了。

 

のべ4ヶ月の出向期間を経てからロケットニュース編集部に戻り、副編集長になる。

いろいろあって2014年、編集長へ。

 

 

迷惑メールの記事が運良くバズって、テレビに出まくったりもする。

 

マサイ族の戦士と連載「マサイ通信」を500回以上も続け、最終的には『奇跡体験!アンビリバボー』で特集される。

 

100均評論家としてもテレビや雑誌に何度も出る。

 

その後も迷惑メール評論家、100均評論家、干し蕎麦評論家、女装家スーパーレイ、5万円バックパッカーなど、様々な肩書き(?)を駆使して今に至る。