羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

パッタリと迷惑メールが届かなくなってから1週間が経過した

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肩書きの多い私には、「迷惑メール評論家」なんてものもある。

迷惑メールという名の魚を専門に扱う料理人だと思ってほしい。

 

最近あまり料理を披露することはないけれど、魚群は常に意識している。

時に戦い、大きな魚を逃したりもしつつ、常に海の様子をうかがっている。

調査のために、複数の「迷惑メール専門メールアカウント」も持っている。

 

その数あるメールアカウントの中のひとつ宛てに、ここ何年もの間、毎日欠かさず迷惑メールを送ってくれる業者 (個人?)がいた。

送信者名が違くとも、ドメインやメールの構造、メールの書き方などで同一人物の犯行か否かは手にとるようにわかる。

だって、こちらもプロだから。

 

ともかくそのメールアカウントは、いつの日からか、ほぼ、その業者の迷惑メールを受信する専用になっていた。

迷惑メール最盛期だった2014年〜2015年のころには1日1000通アタリマエの世界だったそのメールアカウントも、徐々に徐々にメールが減り、いよいよ残すは1社 (1人?)のみ、というところまで枯れていた。

 

 

そしてついにメールが届かなくなった。

 

 

最後に受信したのは1週間前。

いつも通りの、どーでもいい、クソのような迷惑メールだ。

しかしそれっきり、まったく迷惑メールを送ってこなくなったのだ。

 

 

 

どうしたのか。

なにがあったのか。

心配だ。

もしかしてコロナの影響?

詐欺に引っかかる人が年々減っていって、もしかして店じまいしたとか?

根性ねぇ〜なぁ〜。

送ってきなって。

まぁ、みんなに送ったらそれこそ迷惑だから、オレだけに送ってくれたらいいから。

全部オレが受け止めてあげるから。

ちゃんと心を込めた迷惑メール送ってきたら、オレも心を込めて返すから。

あきらめんなって。

プロならば。

 

 

残念ながら今もなお、そのメールアドレスに迷惑メールは届いていない。

かつてない静寂に包まれている。

それはまるで、昔は人が大挙してやってきた繁華街が完全なるシャッター商店街になったがごとく。

 

絶対に返してはいけない 迷惑メール、LINE乗っ取りにマジレスしてみた。

絶対に返してはいけない 迷惑メール、LINE乗っ取りにマジレスしてみた。

  • 作者:GO羽鳥
  • 発売日: 2015/03/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)