めずらしく、お菓子なんかが食べたくなって、ひっさしぶりにお菓子を買った。
パキーラ、なんていうメキシカンみたいな名前のお菓子を。
でもムーチョな感じではなく、チョコのウエハース的なやつ。
クランキーをウエハースで巻いちゃった系な?
んで、食べようとして、箱開けて。
「おい〜〜〜」……ってなった。
「まいったなぁ〜」って。
なんでかって?
「袋がひとつ、1回で食い切りなさいスタイル」だったから。
なんか豪快っていうか、あっけらかんというか、大味よね。
「Oh、アミーゴ(友よ)、食い切っちゃいなYo」みたいな。
楽天的というかね。
それよりちょっとマジメなお菓子ってのは、
「半分こが2つスタイル」だよね。
一回で食い切ったらヤバイから、2回にわけて食べましょうね〜っていう提案。
プリッツとか、パピコとかね。
もちろんそれブッチギって1回に2個(2袋)食べちゃってもOKだけどね。
その選択肢を与えるという「親切」なわけだよね。
もっと過剰なやつは、
「1つ1つ包装しちゃうスタイル」だよね。
ピノのファミリーパック(アソートパック)とかね、パイの実のファミリーパックとかね。
もうご丁寧に1つ1つ、包んでくれているわけ。
いつ終わりにしたって大丈夫だから。
ウチら、シケらせないから。
そんな気概が感じられる個包装ってのは、究極なる親切であり、また、性格が細かいよね。
キッチリしてるというか、しっかりしてるというか。
最も日本的というかね。
で、何を言いたいのかというと、パキーラ、あっという間に1袋ぜんぶ食べちゃったというね。
「いっちゃえ、いっちゃえ♪」みたいな。
勢いに押されて。
おっそろしいよ、Oh、パキーラ!