羽鳥商店

GO羽鳥(マミヤ狂四郎)の自由帳。

【睡眠障害日記】新しい病院の先生が「こんなにたくさん精神薬を出されてたの!」と驚いていた

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初診の診察が終わったとき、私は感謝のあまり泣きそうになりながら「ありがとうございます、ありがとうございます」とおじぎをしていた。

こんなにこと細かく、親身になって診察してもらった経験がなかったからだ。

もっと早くここにしておけばよかった──。

 

 

 

会社近くの、とあるメンタルクリニック。

ネットで予約できたのでここに来た。

もうかれこれ一年ほど通っているメンタルクリニックが信用できなくなったためだ。

何が起きたのかは過去のエントリーを読んでほしい。

【睡眠障害日記】もう病院かえよ… - 羽鳥商店

 

 

実はここを予約する前、家の近所のメンタルクリニックにしようかなと思い、予約の電話をした。

しかし「前の病院の紹介状がないと診察できない」と言われ断念した。

だってもう、信頼関係が崩れてる病院に再び行きたくなかったから。

そんなのが必要だなんて、嫌だなって。

 

 

話は戻って、会社近くのメンタルクリニック。

事前に問診票を3ページも書かされ、さらにカウセリングは30分以上にも及んだ。

実は私、二十歳過ぎのころから数々のメンタルクリニックにお世話になってきた歴代のメンヘラーであるが、こんなに事細かく事情聴取されたのは初めての経験だった。

私の幼少期、得意な科目、仕事、両親、兄弟、過去のこと。

ありとあらゆることを、あらいざらいお話しした。

 

そして話は、ついこの前まで通っていたメンタルクリニックのことに。

 

「お薬を減らしたいと相談したら、減らすために増やしましょうとなりました」

 

と説明すると、

 

「ええー!? なんじゃそりゃ?」

 

と首を傾げ、

 

「一年ほど増えたままだったので、いつごろ減りますかと聞いたら『じゃ、減らします?』とその時に言われました」

 

と説明すると

 

「そりゃ信頼関係崩れるわ」

 

となり。

 

そして先生はお薬手帳を隈なく調べ始めた。

 

すると……

 

「な、なんじゃこりゃ!」

「全く意味がわからない処方されてる」

「出さなくてもよいものを出されてる」

「今の時代は使わない、強い依存性のある精神薬も出されてる」

「こんなにたくさん処方されてたの!」

 

とビックリしまくりの呆れ顔に。

そして私が前の病院に抱いていた不信感は、確信へと変わった。

 

今回新しく処方されたお薬は、前よりも少なく、シンプルだった。

前と同じお薬は一種類のみで、ほかはぜんぶ初めてのお薬。

とりあえず1週間、様子を見ましょうと。

私は泣きそうになりながら「ありがとうございます、ありがとうございます」とおじぎをしていた。

 

 

 

 

──てな感じでどうやら私、前の病院では適当に対応されていたみたいで。

過激な言葉で言うならモルモットにされていたみたいで。

くやしくって、くやしくって、前の病院の名前とか暴露してやりたいけど、そこは我慢してこのブログを書いている。

 

どうか、みなさんも気をつけてくださいと。

やたらとお薬を処方しまくったり、コロコロ変えたり、人の話を聞いてるようで実は聞いてなかったり、そんなメンタルクリニックには注意してくださいと。

時には処方されたお薬を自分で調べるくらいした方が良いかもしれない。

 

あと、お薬手帳を真面目に作り続けておいて本当によかったと。

前の病院で何をされてきたのかは、お薬手帳が全てを物語ってくれるから。

なのでみなさんも、お薬手帳、ちゃんと持っていったり、シール貼ったりしたほうがいいよ。

 

なお、不安定な睡眠のことも相談した(そもそも更年期障害かと思って診察を受けた)ところ、更年期障害ではなく、メンタルが原因では? との見立てだった。

そのためのお薬も処方してくれたので、もしかしたら改善するかもしれない。

『睡眠障害日記』が終わることを願って。