ずいぶん前から謎の不調。
熱は無しで、咳、たん、鼻。
喉の痛みは初期に治った。
まず行ったのは耳鼻科。
副鼻腔炎と咽喉頭炎との診断。
お薬もらうも、効かず。
一応コロナの検査もしたが陰性。
とにかくお薬が全く効いてない感じがする。
次に行ったのは内科。
耳鼻科で処方されたお薬は続行との判断で、追加でいくつか処方されるも、まるで効かず。
これはどうしたもんか……と、今度は市販のお薬に頼ってみた。
カプセルのやつとか。
漢方とか。
なにげに病院で処方されたお薬よりは効いてるというか、「飲んだ後は治まる」のだけれど、効果が切れると前よりもひどくなる。
昨日は、空いている電車の中で激しく咳き込み、ハンカチで口を押さえながら前のめりにゲフゲフになって起き上がれず。
あまりの私の悶絶具合に、私の周りから乗客が完全にいなくなるほど。
しんどすぎて涙が流れた。
近所の病院はみんな夏休みに入っていた。
ただ、少し離れた耳鼻科はやっている様子。
オープン前に行ってみるも、ものすごい人。
ここしか空いてないから混んでるのかなと思った。
小さな病院。
先生は一人。
でかい男の先生。
スタッフはたくさん。
ものすごく慣れた様子で次から次へとさばいていく。
30分ほど待つと、私の番になった。
お薬手帳を見せながら、かくかくしかじか、全て説明。
先生はフムフム、ホウホウ。
たまに質問してきて、その後に診察。
なるほどなるほど。
蓄膿症みたいになってるね〜と。
そして先生は、巨大な液晶ペンタブレットをカチカチしながら、いろいろなお薬を処方してくれた。
その中には吸引機もあった。
食前に飲むのもあるし食後もある。
就寝前に飲むのもあった。
今までとはまったく違う毛色の処方。
で、さっそく今朝から言われた通りにお薬を飲み、吸入もシュッとやったりしているのだが、もう治ったんじゃないかってくらい効果テキメン。
先生の采配、見事にドンピシャってくらいに効いているのだ。
最初に耳鼻科に行って、セカンドオピニオン的に次に内科にいったけど、場合によってはサードオピニオンも大切なのかも知れないな……なんてことを思った。
あと、おそらくこの先生、相当な名医な気がする。
……と思ったら、Googleの口コミにも「名医中の名医」「的確」「実力者」などの感想が多数書き込まれていた。
やはり。
今後も何かあったら、今回の先生を頼りたい。
あきらめずに病院を巡ってよかった。
近所に名医がいてよかった。
それも、名医中の名医。